社長ブログケヤキの木の下で
2015年2月18日
木製玄関引戸
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
玄関のドア
一般的には既製品のアルミの建具が主流で
木製のものは希
20年ほど前にはヤマハで出していたものが重厚で質感も有り
一部ではとても人気があったが
仕上げがウレタンなので
紫外線が当たれば当然劣化するわけで
下のような状況になる。
これは外部の写真だけど
内部の表面は新築当時のままと言っていいほどきれいな仕上げを保っていて
流石にヤマハと思わせる塗装となっている。
でもこれが住んでいる人には
裏表で比較ができるわけで
いかにも傷んできたということが丸わかりとなってしまい
なんとか再塗装したいというご要望が多いが
きちんと塗装しようとすると
ドアをつけたままというわけには行かず
数日、工場に持ち帰ってということになるわけで
二の足を踏む方も多い。
紫外線が当たる木製品の表面は
必ず劣化します。
特に人工的な仕上げ材で
表面に光沢がでる仕上げがしてある場合はそれが著しく現れます。
劣化を送らせあるいは
経年変化しても違和感のないような変化を起こすものとなると
木材を選び、浸透性のあるある仕上げ材を塗ることになります。
この建具も経年変化を意識した材料と仕上材でできていて
引手は栗で名栗仕上となっています。
20年後、30年後どう変化しているか
楽しみです。
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