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社長ブログケヤキの木の下で

2019年5月31日

既製品、工業製品には無い魅力がある窓枠

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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日から鼻水と目のかゆみが
花粉時期の最盛期と同じくらいひどくなってきました。
何に反応しているのか・・・
住まいが高性能になって
壁の断熱材の厚みが従来の2倍ほどになると
壁自体の厚みも倍になるわけで
上記の写真のように窓台の幅が24センチほどになります。
ちょうどいい高さだと腰を掛ける場所に事欠きません。
市販品や既製品、
つまりパナソニックやウッドワン、リクシルと言った建材メーカーでは
そのような窓台や窓枠には対応した商品を出していませんから
高性能な住まいを作る工務店や設計事務所は
色々工夫しています。
紙太材木店の場合、従来は上の写真のような
積層材と呼ばれる幅の広い板を使ってました。
これは幅が3センチほどの無垢材を寄木のように寄せ集めて成形したものです。
一枚の板でできればいいのですが
値段が高くなりますし、割れや反りのリスクも高くなります。
1枚、2枚なら幅が30センチほどの一枚板も使えますが
家中の窓枠全てと言うことになると
そんなわけにもいきません。
伊礼さんや中村好文さんなどの図面を見ると
幅広の板が必要な場合、2枚の板を合わせて使っているケースもあって
以前から紙太材木店でも使ってみようと思ってました。
もちろん、既製品なんてありませんから
大工さんの自作と言うことになるわけで
今回は初のお披露目

性能とデザインのバランスに加え
価格や施工性も考慮しながらということで
今回は桧で作りました。
積層材よりいい感じ(^^♪
東濃桧の淡いピンクが美しい
材料の板は今回は桧でしたが
栂や杉など、他にも応用できそうですから
乞う、ご期待!
であります。
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