社長ブログケヤキの木の下で
2025年4月11日
食い意地が・・・
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
昨日の夕方は土砂降りの雨
夏なら夕立ですが、菜種梅雨の大雨版でした。
そんな中、検討中の土地を
住まい手の方と見に行ったのですが、
現地に着いた途端大雨になって
暫く、車の中で待機状態でした。
幸い土砂降りはすぐに収まったので、何とかなりました。
- さて、いよいよ筍の季節。
写真は今シーズンの初物で3本の収穫でした。
掘ってきて即、かまどで炊きます。
糠や重曹であく抜きすることはありません。
そのまま2つに切って、
皮を剥いてかまどに放り込むだけです。
筍は少し歯応えがあるという印象があるかもしれませんが、
初物は別格の柔らかさ
サクサクとホロホロの間でしょうか。
田舎暮らしの特権とも言えますが、
実は竹藪の維持には時間も手間もかかってます。
道路沿いの竹林は空き缶やごみを投げ込まれます。
残念ながら、注意書き程度では止まりません。
夏場は草刈りが何度も必要です。
筍を生やす竹は5年程なので、
それ以上の年齢の竹は
毎年間引きして処分する必要があります。
20本ほどの竹林ですが、春に出てくる筍は100本以上。
ひとシーズン何もしなければ、
手の付けられない竹藪になります。
経済的な事だけ考えれば、
スーパーで買ってこれば同じような筍で安く済みます。
薪ストーブと似たところがあって、
薪ストーブもエアコンで暖房すれば
同じような暖かさになりますが、
手間と時間とコストをかけて薪を集めるのは
それが趣味と言う人もいます。
暖かさにプラスした何かを
家族や訪れた人に
感じてもらいたいという気持ちも、どこかにあります。
プラスした何かが
何なのかは人それぞれです。
- 住まいでも
合板のフローリングと無垢の床材の場合、
見た目はほとんど変わりがありません。
離れて見れば、
壁のビニルクロスも漆喰も同じように見えます。
塩ビシートを張ったドアや窓枠も、
木製のものとの違いは
見た目ではそれほど分かりません。
それでも自然なものを使われたい方は、
漠然とした何かを
家族に伝えたい
感じてもらいたい
分かってもらいたい
そんな方が多いように感じます。
筍の場合は単に食い意地が
張ってるだけとも言えますが・・・
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