社長ブログケヤキの木の下で
2025年1月9日
東京ゼロエミ水準A
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
昨日はブログの日でしたが、
朝から現場に行ったり
打合せをしたり
その後また現場に行ったりで
夜まで全く時間が取れず、
すっかりブログの事は飛んでおりました。
夜遅くに家人から言われ、ようやく気付いた次第ですが
時すでに遅し・・・m(__)m
- 東京の太陽光義務化がこの4月から始まります。
簡単に言うと
年間2万m2以上建てている住宅会社に対して、
施工する住宅に
太陽光パネルの設置を義務付けるもの
1棟100m2として
年間200棟以上建てている
住宅メーカーが対象と言うことになります。
もちろん補助金が4割ほど出ます。
4kw100万として40万ほど
加えて、東京ゼロエミの補助金は
昨年の10月から更にバージョンアップしてます。
- 東京都 環境局資料
- 昨年9月まで補助対象だった水準1は廃止
水準2と3も同程度であれば補助額は減額
新たに設けた基準の
水準Bが昨年の水準3
水準Cは昨年の水準2と、引き下げられました。
その代わり
新設の水準Aは補助額アップで240万円
プラス太陽光が4割として40万ほど出ますから
合計280万ほどの補助金となります。 - 水準A程度なら、
標準で建てている地方の工務店にしてみると
なんとも羨ましい制度です。
東京ほどとは言わないけれど、
何とか…と思っている工務店や新築検討者は
数多くいると思われます。
- そんななか出てきたのがGX志向型の補助。
従来は子育て世代が対象でしたが、
性能に特化していて対象は全世帯。
実はこのGX志向型の住宅の性能要件は、
東京ゼロエミの昨年までの水準3と同程度なんですね。
補助金は東京には敵いませんが、160万でます。
ある意味、東京ゼロエミの
全国版と言っていいでしょう。
国の施策が、東京の施策を後追いしてる形です。
国も東京も
鳥取や山形、札幌や長野でも
高性能な住宅に相当程度の
補助金と言う税金を投入しています。
何とか住まいの性能を上げる方向に
誘導したいという政策です。
これから新築住宅をお考えの方は、
なぜそんな政策がとられているのか
考える必要があります。
同時に昨年までの水準3程度では
実はまだまだだということが、
東京ゼロエミの新しい基準から分かります。
つまり、GX志向型は
昨年の東京ゼロエミの水準3と同程度ですから、
GX志向型住宅でも
まだまだと言うことになります。
- 住宅は大変革期です。
基準も毎年のように更新されています。
これから新築を検討される方は、
東京ゼロエミの水準Aを意識する時代になりました。
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