社長ブログケヤキの木の下で
2024年11月13日
断熱改修のポイント
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
11月なのに暖かく気持ちのいい日が続いてます。
もちろん、いつまでも暖かい訳ではありません。
冬の用意が必要になります。
- 国はリフォームの補助金を各種出しています。
主に性能を上げるリフォームで
耐震性や断熱性
それに省エネを向上させる
設備機器のリフォームが対象です。
省エネを向上させるリフォームと言うのは
給湯設備
つまり、お湯を作る設備に対するものです。
- 実は家庭で消費されるエネルギーの中で
給湯と言うのは、暖房よりも大きなエネルギーを
消費してるんですね。
意外に思われるかもしれませんが、
お湯は夏冬関係なく毎日使います。
特に冬は多くの日本人は浴槽にお湯をためて
湯船の中で肩まで浸かりますが、
諸外国ではあまりない習慣です。
同時に0度近くに冷えた水を
40度近くまで上げることになりますから
夏よりもガスや電気代が高くなります。
浴槽のお湯が少なくなれば足し湯機能がありますし
お湯が冷めてこれば追い炊き機能もあって、
浴槽の掃除を除けば
至れり尽くせりの状況になっています。
- その掃除さえも、最近では自動の浴槽も出ているくらい
ある意味進化しています。
紙太材木店でも数年前、 - ご主人の強い希望で自動浴槽掃除機能の付いた
ユニットバスをいれたことがあります。
奥様を含め、ご主人以外は本当にきれいになるのか
懐疑的でしたが、 - 後日定期メンテナンスでお伺いした時に聞くと大正解だったと。
家事が楽になるという意味では
自動浴槽掃除機能は便利ですが、
冬でも家中暖かいと浴槽にお湯を貯めて
お風呂に入ることが少なくなる傾向があります。
定期メンテナンスにお伺いした時に
生活習慣がどう変わったかなど
あれこれお聞きするのですが、
お風呂はシャワーという家庭や
家族の中でもシャワー派と
従来の浴槽派に分かれていることもあります。
家を暖かくすると、生活習慣が変わるんですね。 - 窓リノベは断熱改修の第一歩ですが
まだ、予算に対する申請額の割合は50%に達していません。
多くの方が窓リノベに対して
効果を疑問視しているからかもしれませんが、
壁の中の通気止めを同時に行うことで
大きな効果が期待できます。
先ず、1部屋工事してみて、
効果を確認してから他の部屋もと言うこともできます。
30年前、40年前に建てられた家でも問題はありませんから
断熱改修の経験のある設計者や工務店にご相談ください。
断熱改修をする前にその効果が計算できます。
自立環境住宅への設計ガイドライン(改修版)などで
断熱改修の講習を受けているかどうかなど
事前に業者に確認することが一つのポイントです。
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