社長ブログケヤキの木の下で
2022年5月13日
東京ゼロエミ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
週明けに本荘町の家の建前。
(レッカー車を使って家の骨組みを組上げること)
その前に基礎の上に土台を設置したり、
当日使う資材を搬入したりと何かとせわしいのですが、
気になるのは天気。
ただただ、雨よ降ってくれるなと言うのがホンネである。
しかし、明日にかけて土砂降りの美濃地方。
雨養生は最大限してきたが心配の種は尽きない。
前回、地方の自治体やアメリカの住宅の温暖化対策を紹介しましたが、
東京都もやっています。
その名は、「東京ゼロエミッション住宅」
エミッションって何かを調べると、
熱などの放射、放出されるものと出ていました。
つまり、住宅から熱や温暖化ガスの放出をゼロにするということのようです。
その補助金が
水準1 Ua値0.7 30万
水準2 同0.6 50万
水準3 同0.46 210万!!
加えて太陽光パネル1KWにつき12万(最大36万まで)
同時に
子供みらい支援事業との併用OK、
(ZEHで100万)
水準3で、最大346万円の補助である。
東京都内ならどこでもOKなので
23区以外の多摩地域の地価の安い所でも大丈夫。
財政に余裕のある東京都ですから
大盤振る舞いできますが、Ua値0.46程度で210万…
先日上棟した羽島の家も、
本荘町の家もUa値は0.3。
共にパネルは設置するので、
東京都下なら346万の補助が得られることになります。
地方自治体の補助金に
国のお金が入っていると、
国と地方の補助金の併用はできません。
こどもみらい支援事業は国の予算ですが、
東京ゼロエミの補助金は全くの東京都の税金からなので、
併用が可能となります。
併用が可能なら
もう少し都の補助金の出し方に工夫が欲しいところです。
水準を引き上げたり、多くしたり、
あるいは建設地の地価を考慮したりすれば、
より多くの人が利用できるように思います。
Ua値や住まいの性能の変化のスピードをあまり知らない担当者が、
0.46なら6地域のHeat20のG2や
最高水準やからたんと出したれ
で、210万
そんな気がします。
知らんけど…
本日は地方在住者の愚痴でした
m(__)m
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