社長ブログケヤキの木の下で
2022年5月27日
ウエザーメイトプラス
ようやく付加断熱終了 羽島の家
この現場からウエザーメイト プラスに変更
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝の中日新聞にトヨタ自動車が、
社会人採用を5割にすると出ていました。
従来の新卒中心の採用からの転換と言うことになります。
外資系の企業は一般に経験者、即戦力中心の採用。
新卒で入社して定年までと言う終身雇用は、
終焉の時を迎えているようです。
これは自分の仕事の分野での研鑽が、
常に求め続けられることを意味しています。
変化する時代の中にあって単なる経験だけでなく、
常に変化の先を見て準備や勉強をする必要があるわけです。
ある意味、生涯勉強の時代の幕開けですから
好きな分野や興味のある仕事でなければ、
長続きはむりでしょう。
工務店の経営者も同様ですが、
同じことは職人である
大工さんや電気屋さん、水道屋さんにも言えますし、
現場を管理する監督にも言えます。
国や県は住宅を建てる時に様々な補助金を出しますが、
施工する側にも条件を付けています。
要件の一つに挙げられているのが
住宅省エネルギー技術者講習と言うもので、
施工と設計の二つがあります。
受講者の多くは現場を管理する担当者や設計者で
大工さんや電気屋さん、設備屋さんが受講することは稀です。
現場で施工するのは職人さんですから
気密シートの張り方とか、
防湿層や断熱材を貫通する配管や電線の処理などを
積極的に理解して取り組んでいるか
従来通りの施行をするかで、
気密性能や断熱性は変わってきますし
漏気部分での結露の可能性も出てきます。
一般に電気屋さんや設備屋さんと言った職人さんは
一つの工務店だけでなく、
いくつもの工務店や建築会社と取引があります。
A工務店のやり方、B設計事務所のやり方
C工務店、D建設会社・・・
それぞれ施工の仕方やその指示内容は同じではありませんから、
全部は覚えられません。
新しいことを吸収するのに熱心な職人さんばかりではありません。
いろんな職人さんに仕事をしてもらわなければならない訳で、
いつもお願いしている職人さんだから
大丈夫と考えるか都度確認するか、
現場を管理する監督の姿勢次第ということになります。
その意味では
家は営業担当者が建てるわけではありません。
家が高性能になればなるほど、現場管理者の能力が問われます。
経験だけでは通用しない時代なのは、住宅も同じ。
常に勉強しなければなりません。
もちろん工務店の親父もですが。
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