社長ブログケヤキの木の下で
2011年9月18日
「暮らしやすさ」や「居心地のよさ」をどう伝えるか。
おはようございます
紙太材木店の田原です。
昨日はお客様と打合せ
初めてのお客様ですが
今年、奥様のご両親のお宅をリフォームさせて頂いたのががご縁です。
お母様もご一緒され
工事の時のことなど
楽しくお話をさせて頂きました。
初回の面談ではたいていの場合
ほぼお話しする内容は決まっていて
今の日本の住宅の抱えている問題や
どんな住宅を設計して建ててきたのかを見てもらいます。
実はお客様は見学会などに参加されたり
HPでご覧になっていたりで
実はほとんどの場合
すでにご存知なのですが
私が自分で直接解説するという事が大事だと思ってます。
それはつまり
私のこれまでの仕事を見ていただきながら
紙太材木店の設計スタンス、
大仰に言えば設計思想
あるいは価値観といったものをお伝えしたいからです。
私の場合
見た目の良さや
斬新なデザイン、インテリアといったものよりも
「暮らしやすさ」や「居心地のよさ」
それを可能のする
「空気や熱といった目に見えないもの」
そういったものを大事にしている事を
出来る限りお伝えするようにしています。
これを初回のお話のときにするわけですが
「暮らしやすさ」や「居心地のよさ」といった
抽象的な表現を
いかにわかり易くまとめて整理しておくかが問題です。
観念的な、感覚的な解説では納得して頂けませんから
この準備かなりの時間を使います。
そうでないと
「お話ししただけで伝わっていない」
と言う事になりかねません。
と言うわけで
お話しする内容も実は毎回見直しをしてますから
いつもちょっとづつ違ってます(笑)
さて、
今週も忙しくなりますから
時間を有効に
仕事と遊びにメリハリをつけて
楽しみましょう。
それでは
皆さん、また明日。
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