社長ブログケヤキの木の下で
2017年1月6日
2017年の抱負
明けましておめでとうございます。
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
数年前より始まっている住宅性能の大変革
一般の方にはその表面上のことしかわかりませんから
多くの方の認識はZEH(ゼッチ)あるいは
太陽光パネルといった言葉に代表される省エネでしょうか。
業界や行政の気持ちや思惑が先行してますから
昨年は住宅業界のZEH元年でしたが
今年はそれが浸透して一般の方のZEH元年になると予想されます。
事実昨年、年末の日経ホームビルダーの調査では
ZEHビルダーの8割が補助金申請ゼロ
1件しか申請してないところを入れると9割を超えます。
しかし時代の大きな流れは止められませんから
昨年以上に増えると思われます。
紙太材木店でも今年新築を検討中の方の半数はZEH、
あるいはパネル搭載を希望されています。
そんな中での紙太材木店のスタンスは
基本的な性能を差し置いてZEHにする必要はありません、
性能が確保できてさらに予算のある方はしましょう。
ZEHはエコハウスの一つのあり方ですからそれだけではありません。
まず、建物本体の基本的な性能を確保することが先決です、
紙太材木店の断熱性は一般に比べれば
すでに相当程度底上げされていますから、
3~4kwのパネルが載りさえすればZEHになります。
つまり、ZEH Readyの状態
欧州ではすでに1kw15万ほどで日本の半額以下
5年もすればパネルは相当程度安くなります。
売電価格と設置費用、住宅性能、予算のバランスを見てZEHにする必要があります。
くれぐれも、パネルありきとお考えにならないように。
とは言いながら
紙太材木店では今年は「過半数がZEH基準を満たす家づくり」をしたいと思ってます。
ながながと話しましたが
最初にこの「過半数がZEH基準を満たす家づくり」を持ってくると
他のハウスメーカーや工務店とどこが違うかわからなくなってしまいますのでご容赦ください。
同時に
できるだけ木材を使うこと
伝統的な職人を使うこと
自然な素材を使うこと
デザインを大切にすることなど
変わらぬこだわりは従来通り
不易流行の経営を実践していきます。
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