社長ブログケヤキの木の下で
2025年3月3日
東農地域の桧
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
今朝は雨。
9度ほどですが、一日こんな気温とか…
週末の暖かさは、どこかに行ってしまったようです。
- さて、以前お伝えした可児市で開催予定の
断熱と気密と構造の見学会
日程を変更して3月18日に、一日限定で開催します。
6宅地の分譲地ですが、
先日、最後に工事が始まったダイワハウスも平屋と判明。
紙太材木店だけが2階建ての家という
時代を表している?ような町並みとなりました。
さて普段、断熱や気密、あるいは耐震性などについて - 話していますから、今回は桧について。
- 実はこの可児の家C
総桧造りの家、桧普請とも言いますが
柱も梁も構造材は全て地元の桧を使ってます。
一昔前の感覚(50年前)だと
ほう~
今は
ふ~ん、で?
でしょうか。
杉については日本各地に
秋田杉、飫肥杉、天龍杉、吉野杉、
長良杉、尾鷲杉、北山杉、日田杉などがあって
各地の工務店や設計事務所の住宅では
そのブランドを表記しています。
実は岐阜県の東濃地域は杉ではなく、桧の文化圏。
木曽川流域と飛騨川流域では
昔から主に桧が植樹され、重宝されてきました。
伊勢神宮の御用林も木曽川水系にあります。
木材の運搬は筏を組んで川を下りましたから、
その流域では桧が主流。
同じ岐阜県でも
長良川や揖斐川水系では杉が主流。
それぞれの川の各地に綱場と言われる場所があって、
川に流した木材を集積し筏を組んでいました。
木曽川では八百津町の錦織綱場
飛騨川では川辺町の下麻生綱場
昔は地産地消が当たり前ですから、
東濃地域では桧で家を建てるのが一般的。
わざわざ他の地域から杉運んできて、
柱や梁に使うことはありませんでした。
- ヤング係数と言って木材の強度や
弾性を表す係数がありますが、
桧は杉よりいいんですね。
なので東濃地域では
杉を梁に使う感覚はありませんでしたし、
伊勢神宮の式年遷宮でも使用されるのは
木曽川水系の桧でしたから、
この地域では杉よりも桧という感覚が
強くなったと思われます。
- しかし、時代は下り
一般の方の多くは杉でも桧でも、
強度的に問題がなければ
どちらでも気にしないというのが普通になりました。
ただ、地産地消と言う観点から見ると
地元で育った桧に軍配が上がります。
価格が同じなら、 - 地元の桧でいいんじゃないでしょうか。
使用したのは加茂郡東白川村の桧です。
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