社長ブログケヤキの木の下で
2019年8月30日
梅雨寒な室内環境になってしまう日本の夏
花池の家
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は一日、鵜沼山崎町の家の床下にいました。
床はべた基礎でコンクリートですから少しひんやりしてますが
動き回れば当然汗をかきますし、
コンクリートの上で仰向けになったり匍匐前進をしたりと
それなりの重労働です。
床下がひんやりしているのは
熱容量の大きなコンクリートと地中熱のおかげですが、
気温が低いということは逆に湿度は高いわけで、
着替えを何枚か持って行って正解でした。
もちろん最近の現場作業でパンツもべたべたになることは
わかってましたから、それも1枚持参。
日本の夏は
この水蒸気との戦いですが、これがなかなか手強いんですね。
以前もお話ししましたが
暑いからとエアコンの温度を下げると、
寒くて湿度が高いという不快な環境になります。
室温が23度で湿度が75%
梅雨寒な室内と言っていいでしょうか。
「隅々まで暖かい、くまなく涼しい」と言っても、
夏は湿度が高くて梅雨寒な室内です…とは言ってくれません。
事程左様に夏の湿度対策は簡単ではありませんから、
実務者は脳みそに汗をかくことになります。
さて、私が床下に潜ると完成が近いわけで
鵜沼山崎町の家
9月22日(日)に完成見学会を開催を予定してます。
詳細はまた日を改めてご紹介しますね。
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