社長ブログケヤキの木の下で
2024年2月5日
断熱研修
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
今日は雨の予報ですが、
雪にもなるかもしれない微妙な天気のようです。
先日の雪で、関が原の高速が大渋滞していました。
当日、大垣の家に行った社員から
田んぼに何台も車が突っ込んでいたと教えてもらいました。
恐らくノーマルタイヤと思われます。
雪道でノーマルは、狂気の沙汰。
それが分からん人間もある一定数いるわけで、
今日も雪に変わらんことを願うばかりである。
- さて、コロナで延期になっていた
西方先生、清水(ダイシンビルド)と行く
北海道断熱研修
西方先生の解説付きという贅沢な内容ですが、
行程の中に旧荒谷邸があります。
既に何度もお訪ねしていますが、
行くたびに新たな発見があります。
1979年に建てられていますから
40年以上前の高性能住宅です。
旧荒谷邸で検索すると
いろんな方が訪問記を書いてますから、
興味のある方はご覧ください。
- いろんな手記があるのになぜ何度も行くのか?
結局、建築と言うのは - 写真や書かれたモノだけではよくわからないから。
写真も手記も、
その人に視点で撮られたり
書かれたりしているわけで
自分以外の視点、
自分では気づけない視点と言うのも大切ですが、
自分はその時どう感じたか
何に注目したか
何に魅せられたかも大切。
人を引き寄せる建築と言うのは
一筋縄ではいかない訳で、
行くたびに新たな発見があるのは
自分自身も変化している証でもあります。
以前と同じ建物を訪問して
同じ感想、同じ発見しかできないなら、
自分が進歩していない
変化していないとも言えます。
- これから家を建てる方の場合でも
いろんな工務店やHMの見学会に行けば、
何らかの発見なり気づきがあります。
様々な種類の家に何度も行けば、
家に対する経験値も蓄積されます。
いろんな家に行くと
暖かさの違いを肌感覚で感じることもできます。
SNSなどではお住いの地域の
完成見学会の案内が発信されてるはずですから、
躊躇せず、行かれることをお勧めします。
行ってみなければ分からないことも、
いっぱいあるはずです。
- 特に温熱環境は、肌で感じることが大切です。
この時期なら何で暖房しているか
エアコンなら
その定格の出力はどれだけか
なぜ、その能力のものなのか
エアコンの設置位置はなぜそこなのか
1.2階のトイレや
脱衣室、玄関の暖房はどうしているか?
床や壁、天井の表面温度などは
放射温度計で計測できます。
写真はNGですが、暖かい家を標榜している会社なら
放射温度計をNGと言うところはありません。
2000円程度からあります。
担当者に嫌われるか
温熱の話しで大いに盛り上がるか
どうかは分かりませんが・・・
実務に携わる我々も何度も北海道に行き、
いろんな工務店や設計者の話しを聞き、
実際の建物を訪問しています。
一般の方の多くは、一生に一回の家づくりです。
北海道に行って云々なんてことはできませんが
近場で開催される見学会は、
暖かい家を知る唯一の機会です。
体感できる機会は冬季のこの時期だけですから、
その機会をどうぞお見逃しなく。
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