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社長ブログケヤキの木の下で

2009年10月13日

ほうしゃれいきゃく?

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
井戸水がまるでぬるま湯のように感じる季節になってきました。
蛇口をひねると、最初のうちはとても冷たい水が出て
そのうち、さっとぬるま湯に変ります、
手がそう感じるだけで、
実際は何度なのか分かりませんが
先日までの暑さで冷たい水が気持ちよかったのがうそのようです、
ちょっと明日、水温、調べてみましょう。
さて本日も朝から雲ひとつない晴天です、
放射冷却で、寒いと感じるほど気温は冷えておりますが
日中は25度くらいまで上がるそうです。
放射冷却
天気予報でよく使われる言葉ですが
簡単に言うと
全ての物体は電磁波を出しており
電磁波を出すと温度が下がり、
受けると温度が上がるというものです。
皆さんも経験していると思いますが、
冬、暖房してある部屋で
コンクリートの面を背にしたとき
背中がゾクゾクしたことはありませんか?
これは電磁波を取られているので
ゾクゾク感じるんですね
逆の例では
夏、気温28度の部屋で
壁の表面温度が30度と35度では
人の体感気温は35度の壁の部屋のほうが
ずっと熱く感じられます。
これは、壁から大量の赤外線(電磁波)を
受けているので
熱く感じられるわけです。
さて普通に新築の家で生活していく上で
この物理現象を知っていると
快適な生活が出来ます。
冬に窓のカーテンを閉めるだけでなく
窓の外に遮蔽物を置くと(よしずでいいです)
窓からの放射冷却を防ぐ事が出来ます。
最近はLDKに大きな掃出しサッシをつけますが
ペアガラスにしたとしてもしても
カーテンだけでは
冷たいダウンドラフトは防ぐことができません。
(カーテンと窓の間の空気が冷やされて
 カーテンの下から噴出してくることで
 手を置いてみるとよく分かります)
夏にはへちまや、ゴーヤを窓の外に
植えておくと、直射日光やコンクリート、アスファルトの
照り返し(赤外線)を防いでくれますから
冷房費はそこそこ減ります。
家を建てるとき
ともすれば、間取りや、デザイン、仕様に目が行きがちですが
こんな事も勘案してプランを提案してくれるといいですね。
さて、本日は私の家の雨漏れ補修です、
使っていなかった別棟のお風呂の屋根からです
さてどうなるんでしょう?

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