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社長ブログケヤキの木の下で

2020年8月21日

天井の断熱材を自分で…

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会長農園の銀杏
既にたわわに実ってます。
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
外で作業をしていると、
どんだけ汗が出るのかと我ながら感心してしまうこの頃です。
これだけ暑いと昼間は冷房しても2階にいられない…
あるいは夜も暑くて2階では寝られないという方も多いと思います。
基本的に屋根、あるいは天井の断熱材の不足によるものですが、
屋根や天井の断熱材が不足しているということは、
壁も不足しているということになります。
この時期、2階の天井の点検口から
小屋裏を覗いたことのある方はご存知だと思いますが、
はっきり言って、サウナ状態。
点検口から顔を半分出しただけで熱気がわかりますし、
その段階から汗が噴き出してくる感覚です。
その点検口から屋根裏に入って行こうとするには、
ある意味相当な勇気が必要かもしれません。
小屋裏が暑いのは
暑くなった空気の逃げ場が少ないことと、
直射日光で暑くなった瓦やガルバの屋根の輻射熱が常にあるからです。
多くの家では天井に断熱材が敷いてある状態。
つまり置いてあるだけということになりますから、
小屋裏の暑い空気は下には逃げられない。
上からは輻射熱のサンドイッチ状態と言うことになります。
でも、天井に敷いてある断熱材の厚みが薄ければ、
2階の天井面まで熱が伝わります。
コロナの影響で放射温度計をお買いになった方も多いと思います。
これで2階の天井面を測定すると
ご自分の家の天井の断熱材が役割を果たしているか、
役立たずになっているか見ることができます。
2階でエアコンをしていて
気温は28度くらいまで下がっているのに暑いというのは、
明らかに天井面からの輻射熱です。
放射温度計​で天井面の表面温度を測ってみましょう。
最近は4000円を切るものも出てますから、
コロナ対策兼用でお買いになってもいいんじゃないでしょうか。
2階の室温がエアコンで28、29度程度まで下がる家なら
小屋裏に入って行って、
天井面に断熱材をたっぷり入れると効果があると思われます。
ホームセンターに行くと10Kとか16Kとか袋入りの断熱材があります。
効果は厚さに比例しますから、
出来れば20cmから30cmの厚さになるくらい入れてください。
HCでは5cm程度のものも売ってますが、
最低でも10cmのものを2層あるいは3層に入れる必要があります。
できるだけ隙間なく、ずらして重ねてください。
先ず、一部屋試験的に入れてみて
効果があれば順次広げていけばいいでしょう。
私が学生の頃、
高山市に住む親戚は今年は夏中ストーブを仕舞わないで出していたとか、
青森の友人も夏中ストーブを出していたと言っていて、
驚いた記憶があります。

そんな話は今では遠い昔話になってしまいました。
小屋裏に断熱材を入れるくらいは誰でもできますが、
自分でとなると一歩下がってしまいます。
そこを大義?のためと思ってやってみてはいかがでしょう。
これ以上、夏が暑くなるのは勘弁してほしいものです。
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