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社長ブログケヤキの木の下で

2021年2月24日

気温10度で暖房が必要な家か?

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今朝も氷点下の美濃地方

快晴ですから放射冷却でかなり冷えてます。
昨日もいい天気でしたが
気温はそれほど上がらず風もかなり強く吹いてました。
日射の利用を考えた家では豊富に入る日射熱で、
日中は恐らく暖房は不要だったと思われます。
逆に日射も住まいの断熱性もあまり意識されずに設計されていれば
暖房は必須。

最高気温が10度程度の時に、
日差しがある日中、暖房せずに暮らせるかどうかが
一つの分かれ目。
日射や断熱性、気密性を意識された設計か否か?
ある程度日当たりのあるマンションの中階、
つまり上下左右に部屋があるマンションで
昨日のような天候であれば、
恐らく南面の部屋では何も暖房していないと思われます。
そんなところに住んでいた人が
一戸建ての家を建てると意見は二つに分かれます。
「家を建ててよかった、暖かいし広いし」
「聞いてはいたけど、一戸建てってやっぱりマンションより寒いのね」
恐らく
上の意見は一割以下、
9割は下の意見のように思います。
日当たりのいいマンションの中階は一戸建ての住宅設計者には
強敵なんですね。

相当程度
日射や断熱、気密、換気などを考えないと負けます。
紙太材木店では
残念ながら前住居がマンションの中階という方の家は
建てたことがありません。
(田舎なのでマンションが無い・・・)
都会のマンション住まいの方で
会社もリモートで週に二回程度出社すればいいし
土地も安いし、田舎の自然の中で子育てしたい
田舎で家を建ててもいいな、
なんてお考えの方はご相談ください。
木造住宅の性能はこの10年で大きく進化しましたが、
残念ながらすべての住宅がという訳ではありません。
はっきり申し上げれば玉石混交。
自称高断熱高気密は巷に溢れています。
石ではなく玉を選ぶには、
ご自分でもある程度勉強する必要があります。
特にマンションの中階にお住みの方は。


自然温度差が何度の家かを見ると

凡その見当がつきます。

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