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社長ブログケヤキの木の下で

2021年8月16日

SDGs世代は…

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おはようございます、
紙太材木店の田原です。
美濃地方もかなり雨が降りましたから
昨日は工事中の現場の確認でした。
幸い、どの現場も異常はなく一安心ですが
まだ、しばらく雨が続く予報なので油断はできません。
最近TVを見ているとテレビ局がSDGsの事をよく取り上げています。
朝の番組のあさちゃんでもこの頃は毎日、
小学生や中学生、高校生たちが取り組んでいるSDGsを紹介してます。
恐らく、学校教育の中にSDGsが教育の一環として取り込まれているのだと思います。
で考えるのは
この子たちが将来、家を建てる時
かなりの割合でSDGsを意識した家を建てるだろうなと言うことです。
高校生なら早ければ10年後
小学生なら遅くても30年後
いづれにしても、この子たちに将来家を建ててもらうには
SDGsを意識した家でなければならないわけです。
SDGsを意識した家というと
まず第一に家自体が長持ちすること
30台で家を建て、50年、60年と住み続けられることは当然として
その間のメンテナンスでもそれほどコストがかからないようにしなければなりません。
コストがかかるということは
何らかのものを交換や入換えることで
それは廃棄したり処分したりすることになります。
つまり環境に負荷をかけることに他なりません。
もう一つは
いつの日にかその家は解体されるわけですが
解体の時に多額の費用が掛からない家
仲間内の工務店でも最近話題になっているのが
解体工事費の高騰で
古い木造住宅でさえ200万は越えます。
20年後、30年後の解体工事費がいくらになっいるのか恐らく誰も想像できません。
コストが上がっているということは
それだけ環境に負荷がかかっていることの裏返しと見ることができます。
50年後、60年後
あなたの建てた住まいはあなた子供ではなく
孫の世代が利用することになりますが
その世代に利用してもらえる家かどうか。
住まいのメンテナンスや解体の時にでたものが
再利用できるものか否か
分別処理できるか否か
これから家を建てる方はそのことも意識する必要があります。

どんな断熱材を使うのか

どんな外壁にするのか
性能も大切ですが使用する素材も吟味する時代になりました。
今だけ金だけ自分だけなら
そんなことは意識しなくてもいいですけど、
SDGs世代のお孫さんは困ることになります。

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