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社長ブログケヤキの木の下で

2022年2月14日

家族でも

​​​​
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は午前はZOOMとリアルの打合せ。
午後は六か月点検で​城屋敷の家
50坪を越える家で、気積は30坪の家の1.8倍。
エアコンで暖房してますから、
エアコンには目いっぱい働いてもらわなければなりません。
暖房用に2.2kwのエアコンを2台設置してるのですが
現地で家の中に入る前に室外機を確認すると、
1台しか動いていない・・・
玄関に入ると
私の感覚では
寒くもなく暖かくもない。
挨拶もそこそこに
「エアコン、1台しか動いていませんが?」
ご主人
「全然これで大丈夫、これ以上では暑いので」
奥様
「私も寒くはないんですが、もっと暖かさを実感したいと思っても
子供達も主人もこれが丁度いいと言うので…」
「3対1なので、ひそかに温度設定を2度ほど上げるのですが、
知らぬ間に元に戻ってるんです」
家族でも暖かさに対する要望は様々。
設定温度は22度ですから、
この辺りの温度で攻防があるようです
ご主人は温湿度計を自作して、
データをスマホに飛ばしているほどの理系。
在宅勤務で引っ越し後はほぼ毎日家にいるとの事。
データを見せて頂くと
昼間の日射取得が大きく貢献してます。
つまり、お日様のおかげで
かなり大きな家でも少ない暖房エネルギーで済んでいると言えます。
紙太材木店の場合
通常、30坪を切る家でも
暖房用のエアコンは2台設置が基本。
Ua値やQ値から計算上1台でも2台です。
この家もQ値1.0 Ua値0.28 C値0.3 の性能ですが​
エアコンは冷房用を含めると3台設置してます。

空調をきちんと学べば、
住宅を1台のエアコンで暖房するというのは違和感を覚えます。
見えない空気と熱を自然に動かしてあげる
出来るだけ無理なく動かしてあげることが大切で、
手を加えるほど、あれこれ細工をするほど、
メンテナンスが付いて回ります。
さて、今回ご夫婦が絶賛していたのはお掃除浴槽。
設計段階では
ご主人が取付派で、あとの関係者は奥様も含めて懐疑的。
あとからもう一度洗ったりしてなどと
言っていたのですが、大満足のご様子。
ただ、理系のご主人はまだ半年だからね、と慎重でした。
時の審判を経ていない設備機器。
過去にも幾多の住宅設備が登場しましたが、
残っているのはごくわずか。
このお掃除浴槽も3年,5年という長期の時間に耐えられるか?
メンテナンスが容易か?など、判断するのはまだ先になります。
さて、どうなるでしょう。
お子さんが小さいときは
お風呂で親子のコミニケーションをとる家が多い日本。
住宅の性能が上がると
シャワー派の人が多くなりますが、
お風呂でコミニケーションは性能が良くなっても続きそうです。​​​​

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