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社長ブログケヤキの木の下で

2022年6月13日

日射のコントロール

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日は貴重な晴れだそうで、
明日からはいよいよ梅雨入り模様の美濃地方です。
昨日は工事中の羽島の家の見学会。
工事中ですから、
外壁の杉板はまだ途中までです。



サッシの上から
チョロンと出ている線は、
外付けの電動ブラインドのもの。
最近Lixilも同様のブラインドを出していますが、
瓜二つですから
恐らくヴァレーマのOEMで同じものでしょう。
日射の遮蔽やコントロールは、
冷暖房負荷に大きな影響があります。
お日様のぬくもりといった感覚的な表現ではなく、
(断熱材でもよく使われる表現)

数値として、冷暖房負荷にどれだけの影響があるか
金額として、暖房費や冷房費にどれだけの違いが出てくるのか
これが大切。

Ua値はG2クラスでも
日射のコントロールが出来ていないと、
夏の電気代の請求にびっくりポンなんてことも
可能性があります。
住まい手の方が自分で冷暖房負荷を計算となると
ハードルが高くなりますから、
設計者と相談しながらですが…
日射のコントロールとなると、
外観のデザインであるとか
家の中の明るさ
防犯や台風対策
予算的な優先順位など
複合的な検討が必要になります。
10月からは
断熱性能等級6と7が新設されますが、
身体的なあるいは経済的な暮らし易さは
もう少し込み入った検討が必要で、
等級だけでは判断できません。

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