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社長ブログケヤキの木の下で

2022年7月4日

参加せんと


塩漬けにしたシナチクの天日干し
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
ようやく暑さの峠を越えたようですが、今度は台風…
現場の台風養生は今日と明日の二日間、
足場のネットの片寄せや仮設トイレの固定確認、
資材が飛んでいかないように固定したり縛ったり等。
新築中やリフォーム中の家も含めて、
今日明日でしなければなりませんから猫の手も借りたい二日間です。
昨日は地域の奉仕作業で、墓地とその周辺の草刈り。
先週も地域を流れる小川の清掃作業でした。
最近、家を新築する方で町内会への加入が減っているとか…
町内の私の知人も、近所に家が建っても町内会に入らないから、
どんな人だかよくわからんと言ってました。
地方自治体は以前から3割自治などと言われてるように、
自主財源は乏しく
多くは国からの交付税で成り立っています。
住民の中には、
税金を払っているんだから小川や地域の公共建物周辺の草刈りなんて
役所の仕事などと言われる方もいますが、
自主財源の乏しい、
あるいは
これから更に乏しくなる地方の自治体にとっては、
地域の事はその地域に住んでいる住民で
できるだけ行ってほしいのが本音。
と言うより、その財源が捻りだせないのが現状。
つまるところ
人口が減り、税収が落ち込み、給料が上がらない日本の状況では
できることは自分達でするしかない、という将来がすぐそこにあります。
住んでいる地域の環境をより良くするのは
残念ながら役所ではなく、地域の住民と言うことになります。
自分たちが参加して地域をより良いものにする、でしょうか。
家を新築してそこに住むというのは、こんな意味合いもあります。
会費がとか、持ち回りの役がとか
共働き、時間がなどいろんな理由で
町内会に入らないという方もいますが、
参加するだけでも地域社会に貢献することになります。
空き家問題や、人口減少を考えると
地方での住まい手の果たす役割は大きく、
選挙と同じで参加しなければ何も変わりませんし、
地域がより良く、住み易い地域になることもありません。

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