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社長ブログケヤキの木の下で

2012年6月21日

次から次に長期優良住宅、LCCM住宅、スマートハウス、ゼロ・エネルギー住宅

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
最近パソコンの調子が悪く
ウイルスソフトが起動すると
1時間ほどはほぼ使えない状態
新規購入したいが、
壊れたわけではないのでそれも出来ず
悶々とした日が続いてます。
いっそクラッシュしてくれたら・・
さて、
ゼロエネの申請書も出しおわり
あとは通知を待つばかり
(認定されればの話しですが)
申請書を書いていてつくづく思ったのが、
まぁよくこれだけの仕組みを作ったもんだ、
ど~しても太陽光パネルを使わざるを得ない
使わなければ申請しても採用されない。
そんな仕組みです。
先日、八百津町の家へ
メンテナンスに行ってきました。
120618_094825.jpg
床下は涼しい~
昨年秋にパネルを載せて
半年ほど経過したところです。
先月のデイタイム(9時から17時)の使用量1Kw
その前が4Kwでほぼ10Kwをきります。
デイタイムはパネルで発電した電気を使うので
天候により発電量が少ないと
中電の電気を使うことになります。
ただ、新築住宅でお子さんは学校
ご両親も働いていれば
家の中の電気は冷蔵庫と家電の待機電力、
それに24時間換気扇程度
普通の家でデイタイムで使う電気は月に50~60Kw
冷蔵庫が月に30Kwほど使いますから
昼間パネルが発電した電気の半分は
冷蔵庫を動かすために使われていることになり、
残りも待機電力に使われていくわけです。
余れば中電に買ってもらう。
国としては
何年も前から補助金を出して
太陽光パネルを普及させようとしてました。
でも、家庭で使う電気の大半は夜間
パネルが働かなくなってからですから
一般家庭で使う電気はなかなか減りません。
それに住宅の性能があまり良くないので
暖房しても冷房してもすぐに元に戻ってしまいます。
家庭で長時間電気を使うのは
冷蔵庫とエアコン、エコキュート
この効率を上げてパネルを載せれば
今までより効果があるはず
そこでゼロエネ住宅
高高率なエアコン、エコキュートと行ったヒートポンプ
住宅の断熱性の強化
それにパネル
この三つを条件にすれば
経済効果も大きい
産業界も住む人も国も皆笑顔
ということでのゼロエネ住宅
でもね
設備はいづれ壊れます。
エアコン15年?
エコキュート15年?
エコジョーズ10年!!
パネル25年?
35才で家を建てると
80歳まで45年
アントニン・レーモンドは
「自然は人工よりも美しい。
 単純さと軽快さは複雑なものより美しい。
 建物の広さにしても、材料にしても、
 節約は浪費よりも美しい結果を生む。
 そして、すべてこれらの美的要素は建築の実用的、
 美的機能を中心として生まれなければならない」
永く(せめて80歳までの45年)
心地よく暮らし易い家が
ゼロエネ住宅で得られるわけではありません。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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