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社長ブログケヤキの木の下で

2013年9月23日

中村好文さんに会う

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先日のぎふ木造塾
講師は中村好文さん。
建築家にご縁のない一般の方も
その著書を読んでおられる方が多いとおもいます。
恐らく現役の建築家の中では
その本が最も売れてる一人にというより
ダントツに一位でしょう。
といって専門的な難しい本ではなく
建築や家作の楽しい本で
一般の方が読んでも楽しめるものです。
今をときめく小泉誠さんが
教え子であったことも初めて知りましたし
以前本で紹介されていた
北海道のパン屋さんの家は改めて
「パン屋の手紙: 往復書簡でたどる設計依頼から建物完成まで」
として出版されているようです。
中村さんといえば
数年先まで設計の仕事が入っていて
超人気の住宅建築家ですから
その設計料もそれなりのもの
普通の方が中村さんに設計を依頼する場合
中村さんの心に触れる何かがなければ難しい様ですが
新しく出版された、この往復諸欄を読んでいただくと
設計を引き受けていただくヒントがあるかもしれません(笑)
3時間を越える長丁場の講義で、
ご本人も3時間越えは初めて
普通は2時間なので
最後は歌を歌うかと覚悟していた皆をと笑わせていましたが
スライドに写っていたご自宅の階段下の椅子が(著書の住宅読本にもあります)
以前ご紹介したシェーカーの椅子であるとか
(ご本人に確認しました、今週大阪のシェーカージャパンに行くとか)
パン屋さんの設計料は半額パンでもらっているなど
(話してよかったのかな?)
お人柄も想像されていた通りの方でした。
設計者としてクライアントと接する姿勢については
改めて私自身も考えさせられる内容で
とても充実した時間を過ごす事ができました。
御年65歳ですが
これからもますます活躍されることと思います。
設計の才能は及ばなくても
せめて中村さんの10分の1の文才があればと
最近痛感しております。

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