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社長ブログケヤキの木の下で

2013年9月2日

鎌田教授のQ1.0-X住宅と結露計算

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先週は新住協の鎌田教授の
Q1.0-X住宅の「設計」と「施工」の詳細講義
次世代省エネ基準の4分の1から10分の1暖房エネルギー消費の家を目指すものです。
4分の1とか10分の1で驚くことはありません、
日本の次世代基準自体がユルフン基準なのですから。
ユルフン(紐のゆるいふんどし
付加断熱をしたときの断熱材の固定方法や
サッシの取付方法の違いによるサッシ周辺の熱の分布など
ある意味マニアックですが
プロとしては知っておくべきことなど充実した講義でした。
週末は大阪で住宅医スクール
こちらも今回は
「温熱環境の改善と対策」
こちらは内容が高度なのに猛烈なスピードでの講義で
ついていくのが精一杯
学校を卒業以来初めてと言っていいぐらい頭に汗をかきました。
この授業の一番の収穫はこれ
結露計算 img-902063648.jpg
結露計算
以前百年プロジェクトでも
計算しましたが
手計算でやると相当面倒
理屈は分かっていてもいざとなると・・・
だったのですがこれは
壁を構成する断熱材などの
種類や厚さを記入するだけ
右下のグラフで
壁の中の温度分布と露点温度が出てくる優れモノ
付加断熱をしたときの結露リスクが一発でわかります。
しかも室内、室外の温度や湿度も変えて入力できますから
とっても便利
リフォームで断熱改修するときも
大いに活躍が期待できます。
というわけで
この二回の講義、とても収穫の多い内容でした。
一般の皆さんには
わかりにくいかもしれませんね、
でも、今後の設計に大いに生かされますので
ご期待下さい。

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