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社長ブログケヤキの木の下で

2013年9月30日

専門家の話は面白い 住宅医スクール

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先週末は住宅医スクール
月に一度の大阪通いで帰りの名鉄は終電
なぜ大阪なのに終電かというと
講義のあとに講師の先生方と飲んでしまうから
今回の講義は住宅のシロアリ対策と温熱環境
シロアリの専門家は
京都大学の簗瀬助教授と阪神ターマイトラボの水谷さん
簗瀬先生は木材の中にいるシロアリの非破壊的探知の研究
水谷さんは駆除と予防方法
飲み会ではこのお二人と同席でしたから
話題はもちろんシロアリ
業界のお話やシロアリの生態、予防、対策の話
普通に行われている予防や駆除方法の問題点など
話はつきませんでした。
その中で懸念していたアメリカ乾材シロアリについては
疑問が溶けましたからこれは大きな収穫。
皆さんにも興味をもって頂けそうな話は
シロアリの駆除剤
農薬と有効成分は同じで、
面積当たりに撒かれる量は農薬の300倍
つまり、薬剤を撒くというのは毎日床下に農薬を撒くのと同じ
シロアリの職蟻、兵隊蟻
100匹床下に撒いても生きていけない
社会性のある生物なので女王と王がいないところでは生きていけない
などなど
専門家のお話は興味が尽きません。
シロアリの予防、対策については
百年プロジェクトと同じでありました。
温熱環境は住まいと環境社の野池さん
野池さんの講義
演習は目標Q値を達成するための窓面積の求め方
物理学科を卒業され高校で物理も教えていた人ですから
簡単そうに説明してくれますが
物理なんぞの頭を使うのは何十年ぶりのこちらの頭では
よく復習しなければ身に付きそうにありません。
3人の専門家とお話していると
意外に共通の知人が何人もいることが判明
3人とも全国を飛び回ってますから
当たり前と言えば当たり前なのですが
将来の住宅のあるべき姿に向かって
同じ道を歩んでいるようで
嬉しく思いました。

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