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社長ブログケヤキの木の下で

2014年5月16日

奈良の山の中へ

今日は
紙太材木店の田原です。
朝から段取りミスや
打合せでこの時間になりました。
明日はMOKスクールで
奈良の山の中
小学校の修学旅行以来の奈良です。
朝の8時に大阪駅に集合・・
6時35分の新幹線に乗らなければなりませんが
名古屋までは1時間かかります。
名鉄で一番の5時35分に乗っても
名古屋到着は6時31分
名鉄から4分で新幹線はちょっと無理
ということは
車で名古屋
田舎暮らしに車は必須です(T_T;)
さて、奈良の山の中
吉野郡吉野町の坂口製材所と
川上村、下多古の村有林で280~300年の杉を見てきます。
林産地からコスト・ディティールまでというのが
MOKスクールの基本的な考えで
その林産地をこの目で見てこようというのが
明日の目的
紙太材木店でも18万坪ほどの山林がありますが
伐採、利用するにはもう10年ほどかかります。
山2009.4.1 055.jpg
出材を待つ紙太材木店の山
現在利用されてる柱の多くは40~50年生で
昔に比べると早めの出荷となってます。
(東濃桧など既に60年生は切り出してしまってないのが実情)
国産材利用ということで
杉の柱がここ数年注目されてますが
東濃地方で柱といえば桧で
杉の柱は昔(20年以上前)であれば考えられませんでした
杉の柱の利用はある意味国策であり、必然ということでしょうか。
ただ、自分のところの木を使うのであれば
60~70年生になった桧の柱を使いたいというのが本音
ヤング係数とか含水率とかいろんな数値で
杉の柱OKの時代ですが
人がそっちなら反対に行きたい性格はなかなか治りません。
このMOKスクール
初回の前回は伊礼智さん
最終回は中村好文さんが講師という贅沢なもので
毎回終了後は講師の皆さんと飲みに行くのがお約束
月に一度大阪に飲みに行ってると家人は思っているようですが
(帰りは終電ですし、酔っ払ってるのでそのように見えてしまいます)
日本を代表する建築家の方から設計の作法を学んでいるのが実態
ただ飲みに行ってるだけでないことを重ねて申し上げておきます(^_^)

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