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社長ブログケヤキの木の下で

2014年8月25日

似た者同士だったりして

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
工務店の言葉に
高高住宅というのがあります。
高気密、高断熱という言葉の頭を取ったもので
既に20年以上前から使われている言葉です。
耳に新しい言葉が20年以上使われていると
使い古された感がでてきて
高高住宅という言葉も既に業界の中でもあまり聞いたことがありません。
この高気密、高断熱という言葉自体が技術的な性能を指しているのに対し
最近出てきている似たような言葉は
長寿命・高性能住宅
こちらの言葉の方が気持ちが惹かれますね。
前者が技術説明型の言葉に対し
後者はそれをオブラードに包んでいます。
ただ長寿命・高性能だけでは
具体的にはどんなことなのかわかりません。
具体的にわからないことで
受け手が自由に想像することができます。
というよりもそれを狙った言葉と言えるかもしれません。
住宅の場合
定義を曖昧にしておいたほうが
消費者に興味を持ってもらえる場合が少なくありません。
明確にしてしまわない方がいい
つまり、あからさまに出してしまわない方が言いわけで
隠された部分、想像できる部分がある程度あるのは
売る側の戦略というおとになります
昨夜のNHK ダーウインが来た!
メスをめぐる
チャイロニワシドリの話ですが
オスは隠れてなきゃいけないんですね
正体をあんまり早く出してしまうとダメなわけで
人間の世界も
鳥の世界も似てるなぁと思うのは私だけでしょうか。

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