HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2016年5月8日

美味しい焼豚(蜜汁叉肉)、作り方のポイント大公開

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今月の大掃除で片づけてしまったマキコ
片づけると恋しくなるんですね。
マーフィーの法則ではありませんが
雨が降りそうで少し肌寒い美濃地方です。
さて、本日は連休中に作った蜜汁叉焼の作り方です。
以前書いた雲白片肉(ウンパイペンロー)の作り方
グーグルの検索で上位になってますから
今回はその二匹目のドジョウ狙い
果たしてクックパッドを超えられるか
楽しみであります。
チャーシュー、焼豚、叉焼etc
検索するといろいろと作り方が出てきますが
今回ご紹介するのは
中華料理屋さんで食べる前菜の蜜汁叉焼
日本のラーメン屋さんのチャーシュー麺に乗ってるチャーシューや
お肉屋さんで売っている焼豚や煮豚とは違います。
この中華料理屋さんで食べる蜜汁叉焼の作り方は
ポイントがありますのでご紹介しますね。
ポイント1:つけ汁
一にも二にも、つけ汁です。
これで味の90%が決まると思ってください。
4人から6人分(豚肉の肩ロースブロック200gのもの2枚から3枚)の分量のつけ汁です。
ブルーベリージャム 大さじ1
(本当はフランボワーズジャムですが代用です)
ハチミツ 大さじ3
砂糖 150g?!
(びっくりポンの量ですが150g)
醤油 100cc
玫塊露酒 大さじ3
(安売りの酒屋で売ってます、無ければネットで)
紹興酒 大さじ2
甜麺醤 大さじ2
ケチャップ 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
八角 粉末小さじ1
五香紛 小さじ0.5
ニンニク すりおろし 2片
エシャロット すりおろし2個
(スーパーで売っているエシャロットは1年ラッキョウ・・、なければ小玉ねぎ小1/4)
料理の本は初心者向けからプロ向けまで様々出ています。
お店屋さんで食べた味を再現しようとすると
プロ向けの本を参考にするのですが
一読すると、とても真似できないのがわかります。
とはいうもののなんとか自分で作りたい・・・
参考にしたのは辻調理師専門学校のプロ向け本調理法別中国料理

その作り方を手抜きして真似たのが上のつけ汁(^^♪
foodpic6958187.jpg
計量カップ山盛り1杯の砂糖
(実はこれでも少なくしてます)
foodpic6958194.jpg
蜂蜜、砂糖、醤油、ジャムを入れたところ
八角の粉末は風味をつける意味からもとても大事
最近はパウダー状の物が売ってますが
スーパーではないのでネットでの購入をおすすめします。
この料理だけでなく中華料理全般に使えますので
ひと瓶おいておけば重宝します。
foodpic6958197.jpg
ケチャップを入れてすべて混ぜ合わせます。
foodpic6958198.jpg
使用する肉は
豚肩ロースのブロック(1ブロック200g程度を2枚か3枚)
スーパーの陳列棚になければ対面式のお肉屋さんでカットしてくれます。
厚さは3cm-3.5cm
ポイント2
肉を流水に30分ほどつけておきます。
foodpic6958200.jpg
豚臭さの元は肉に残っている血液なのでそれを流すためです。
目についたところは押さえて絞り出します。
foodpic6958201.jpg
ジッパー付きの袋に入れて
最低1日、できれば2日
肉には味が染み込むようにフォークを突き刺してください。
foodpic6958206.jpg
3日、4日でもかまいません。
焼方の目安
ガスオーブンのある方は180度(余熱済み)で45分
オーブントースターなら500wで45分
(タイマー15分3回)
カットして焼足りなかったらレンジでチン
黒く焦げたところはハサミでカット
(プロもそうしてます)
焼けたらアルミホイルで包んで30分ほど寝かせます。
(焼けてすぐにカットすると肉汁が出てしまうため)
foodpic6958232.jpg
foodpic6958233.jpg
このまま食べても美味しいですし
叉焼丼にしてもOKですが
(つけ汁を一度沸騰させてたものを使うと便利)
我が家の食べ方は
北京叉焼(我が家だけで通用する勝手な造語です)
春餅(チュンピン)に白髪ネギときゅうりの細切り、
それにこの叉焼をのせて甜麺醤をつけて
北京ダックのようにして食べるというもの。
foodpic6958237.jpg
ここからは
蜜汁又焼をさらに美味しく食べる北京又焼の紹介
春餅(チュンピン)の作り方は簡単
材料は
強力粉 100g
薄力粉 100g
熱湯 170cc
強力粉と薄力粉をボールで混ぜて攪拌して
そこに熱湯170ccをまんべんなくかけて箸で混ぜる(熱いので)
foodpic6958209.jpg
箸で混ぜて、そこそこ熱くなくなったら手でこねる
foodpic6958210.jpg
指先ではなく手のひらの親指の付け根で押さえるようにすると簡単
上のようになったら(3分ぐらいこねた後)
ぬれ布きんをかけて20分ほど放置して粗熱を取る
foodpic6958213.jpg
玉を取り出して
棒状に2等分する
foodpic6958215.jpg
それぞれを6等分して
12個に分ける
foodpic6963931.jpg
foodpic6963932.jpg
この12個の玉
2つをくっつけて一つにしますが
その前にそれぞれの片面にゴマ油を塗ります。
油を塗った側同士を合わせて一つにします。
(あとから焼いた時に剥がれやすくするため)
foodpic6958242.jpg
この段階で両手の指先で押さえながらできるだけ丸く薄く伸ばしておくと
(直径で8-9cmほど)
丸棒で伸ばすときにやりやすいです。
これをフライパンの大きさまで丸棒で伸ばします。
18cm程度、
丸にならなくても気にしない(^^)/
foodpic6958223.jpg
それをフライパンで片面20秒ほど
両面で40秒ほど焼きます
生地に透明感がでて気泡が出ます。
foodpic6958225.jpg
出来上がりはこんな具合
foodpic6963985.jpg
2枚貼り合わせてあるので
剥がします。
油が塗ってあるのでスムーズに剥がれます。
foodpic6963988.jpg
剥がした1枚では大きくて
そのまま使うと春餅だけでおなかがいっぱいになるので
さらにそれを半分にして使います。
foodpic6958227.jpg
foodpic6964004.jpg
甜麺醤はスーパーでもチューブに入って売ってますし
うまみと同時に甘みが多いのでお子さんにも抵抗なく食べてもらえます。
又焼は前菜、この北京又焼はメインディッシュになりますから
一度お試しください。
この分量
肩ロース200g2枚で
家族4人分です。
春餅がありますから
その他の料理も合わせると一人4枚か5枚で十分お腹が膨れます。
(春餅、半分に割りますから24枚焼けます)
本日は連休明けの箸休めブログでした。

Archive

ご相談予約
資料請求