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社長ブログケヤキの木の下で

2016年10月31日

室温18度では手が冷たくて寒い

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は8度の美濃地方
水を使うと冷えた手がなかなか温まりません、
パソコンのキーを打つ指先も冷たいまま
時折、腿と椅子の間に両手をいれて温めてます。
明日から11月ですからいよいよマキコ(薪ストーブ)の出番
5月最初に撤去してますからちょうど半年ぶり、
1年の半分は暖房が必要ということになります。
冬に快適に暮らせる温度帯(寒さが気にならない)は20度から25度程度でしょうか
先ほど、指先が冷たいと言いましたが
この事務所の気温を見てみると18度
私には18度の室温は快適とは言えない温度です。
少し肌寒く、指先はなかなか温まらない・・・
下の図はイギリス保健省の冬季の室内温度の指針

出典:慶応大学 伊香賀研究室
昼間の居間の最低推奨室温が21度で
18度は布団の中に入っているときの推奨室温
日本ではこんな指針はありませんから
外国の数値を参考にしますが
一般的に欧州系の人達は寒さに強い印象があります。
それでも冬季の昼間の居間の推奨温度が21度
保健省の推奨値ですから
昼間や夜間にそんなに暖めると
暖房費がかかりすぎるなんてことは考慮されていないと思われます、
純粋に健康性に焦点を当てた推奨値と思ってよいでしょう。
最近の寿命の考えは健康寿命
介助や治療を受けないで健康でいられる年齢は
男性の場合、平均寿命マイナス9年
女性の場合、マイナス12.7年
日本は世界で1.2位を争う寿命ですが
寝たきりで長生きした寿命であれば考え物
誰もがそんなことは考えていないはずです。
若く、体が丈夫で健康な時期に家を建てますから
あまり意識しませんが
家の断熱性は基本的な性能です。
これからの寒い冬
家中の室温を21度(就寝時は18度)にするにはいくらの暖房費が必要なのか
それは計算で求められます。
パネルや設備機器は更に進歩しますし補助は10年程度
ご自分が退職した後の健康性を考えれば
パネルより前にすることがまだまだあるのが日本の住宅の現状です。

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