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社長ブログケヤキの木の下で

2017年5月1日

仙洞御所の庭は野鳥のサンクチュアリ

おはようございます、
紙太材木店の田原です。


昨日は京都
この時期、圧倒的な人込みかと思いきや
新幹線も普通に乗れて
少し拍子抜けで普通の観光シーズンとそれほど変わり無し。
タクシーの運転手に聞くと
市内の人はUSJやらなんやらで外に出てくから
ゴールデンウイークは観光客だけ
だからそんなに人がいないから忙しいわけじゃないとのこと。
さて、京都御所
1km四方で一周すると約4キロあるとか
そんなことを知らずに行ったので
かなり歩きました。

仙洞御所(せんとうごしょ)の見学は当日枠があって11時から受付で
1時30分が最初の組のスタート
約1時間の見学コースで解説者と皇宮警察官も同行します。
現在でも京都に来られた皇族の方が宿泊されるので
建物内部は非公開
受付では身分証の提示が求められます。

公開されているのはその広い庭

時間を区切ってしか人が入らないので
野鳥の楽園、サンクチュアリと化しています。
砂利道以外は侵入禁止を知っているようで
雀もカラスもアオサギもかなり人が近づいても逃げない

苔を踏むような見学者は直ちに注意されますし
見学集団から離れて写真を撮ろうとすると
これまたお巡りさんにあとを付けられます(笑)
庭を廻っていても
目が行くのはこういうところ

藤棚を支えているのは
六角形になっている栗の木、
節のように削ってあって名栗と言います。
建築で使うときはこの節が斜めにしてあるケースが多いのですが
ここでは直線で意図的にそうしたと思われます。
雨掛かりには銅板の笠木が被せてあります。

この茶室の雨戸にも惹かれるものがあります。


高性能な住宅での日射対策は
外付けブラインドがいいのですが
如何せんコストが高い
外付けのシェードや吉志津が候補ですが
建物の外観に合うかは別で
毎回頭を悩ませます。
この雨戸はちょっとしたヒントをくれました。
お茶をされてる方はご存知ですね、
こんなものも置いてあります。
No9は英語解説用の表記
知らずに入っていこうとした日本のご婦人が注意を受けていました。

この仙洞御所の隣に
京都迎賓館があります。
こちらも当日受付で誰でも見学できますが
身元確認は仙洞御所ほどではありませんでした。
でも中のチェック厳しくて柱に触れようとするだけで注意を受けます。
こちらは後日、日を改めて紹介します。

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