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社長ブログケヤキの木の下で

2017年8月9日

20年後 自分の家を二酸化炭素を出さない家にするには

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

チルチンびと 
別冊東海版2017年 9月号 可児の家

台風養生、準備をすれば来ない。
というジンクスがありますが
今回は半分当たって、半分外れ。
岐阜の直前の滋賀で真北に進路を変えたため
雨も風も普通のちょっと強い風雨程度
現場に影響がなかったのは何よりでした。
さて、一般の方はあまりご存知ありませんが
国は二酸化炭素の排出を減らすための施策をいろいろとしています。
住宅も二酸化炭素を減らすための施策が取られています。
これは日本だけでなくヨーロッパも同じで
EUでは2021年以降、二酸化炭素を排出するような住宅は
法律で規制され建てられなくなります。
自動車も同じで欧州の自動車メーカーは続々とEVへシフトしてますし
フランスなどは2040年までにガソリン車やディーゼル車の国内販売を禁止するとまで言っています。
住宅で二酸化炭素を出さないようない家というのは
暖房に灯油を使わない
使う電気はすべて自家発電
簡単に言うとこうなります。
PV(太陽光パネル)の設置は必須、
同時にエアコンだけで家中暖房しようとすると
それなりの断熱が必要になります。
時代がそういう家を求めている中で
どんな家を建てるか?
断熱もしっかりやって、気密も換気も
それに加えてPV(太陽光パネル)、蓄電池までなんて
限られた予算の中では限界があります。
ということで
優先順位を考えることになります。
考え方は、
家の最終形は何かを考え、そこから逆算することになります。
最終形は二酸化炭素の出ない家
そこにたどり着くまでには、時間とハードルがあります。
しかしハードルは確かにありますが、時間が見方をしてくれます。
後から楽に、簡単にできるものは後回し、
後からしようとすると、費用がかかったり、技術的に難しいものは先にする
蓄電池やPVはこれからさらに進歩し、価格も低下していきます。
家本体の性能をそれなりに高めてそれでも予算がある人はOKですが
それを先にすると限られた予算がなくなってしまう可能性が高くなる人のほうが多いはずです。
20年後に、自分の家を二酸化炭素を出さない家にする
そのためには今何をしておくのか?
あるいは何ができるのか?
自分の家はZEHの補助金をもらって
ゼロエネルギーハウスだから安心だよと思っていると
大きな誤解をしていることになります。

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