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社長ブログケヤキの木の下で

2023年6月30日

予定不調和


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は大阪のMOKスクールからの朝帰り。
朝食は新大阪駅で、フォーとバインミー。
フォーにトッピングした
細かく刻んだパクチーと唐辛子は要注意。
麺を食べる時に
空気と一緒に気管に入る可能性があって、
前回食べた時は唐辛子が気管に入って
難儀しました。
さて、そのMOKスクールの
今回の講師は
ひとともりの長坂純明さんと
MuFFの今津修平さん
一般の方は恐らくほとんど
ご存知ないかもしれません。
住宅が専門というわけでは
ありませんから
これから家を建てようとする方の
目に触れる機会はあまりありません。
共通しているのは
設計のための設計、
あるいは生きていくための
設計ではなく、
その先にあるものや何かを楽しんでいる、
楽しむための設計をしている
そんな印象を受けました。

キーワードは

仕事は楽しむということでしょうか。
長坂さんは
その中で、予定不調和と言うことを
言ってました。
依頼主に言われた要求事項を
設計計画書に落とし込んで
予定調和な建築をする
それで、依頼主はOK、満足だけど
自分としては…
予定不調和な建築は
依頼主の要求していない事項の整理
依頼主の気づいていない事項の整理
やった事のない解決方法の発見
それが
依頼主は固有の感動(あるいは失望)
自分としても 感動 or   失敗
簡単に言えば
言われてことを
言われた通りにやっても
それは当たり前で
感動は無いから
その先にあるものを
自分で見つけて
設計するということでしょうか。
住宅の設計者も同じで
住まい手に言われた通りの設計ではなく
住まい手の気づいていない
あるいは表に出ていない
想いや言葉、要望をどこまで掴めるか
どこまで見つけることができるか?
工務店の設計者は
この隠れた答えをどう見つけるか?
どこにあるのか?
住まいを設計するたびに
設計者の誰もが直面する問題ですが、
実はその答えが分かりやすい人と
分かり難い人がいます。
分かり難い人だと
​設計者は七転八倒(ウソ)することになります。​

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