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社長ブログケヤキの木の下で

2024年6月21日

お日様はどこから

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    いよいよ梅雨入りの様で、小雨が降っています。
    本日は夏至ですが
    さて、一日の長さを体感できるでしょうか。
    幸い午後は晴れる予報ですから
    夕方何時頃まで日が差すか
    日没の時のお日様が
    どこに沈んでいくか
    あるいはもし日が差していたら
    お昼の12時に太陽がどこにあるか
    覚えておいてもいいかもしれません。

 

  • 夏至の時の太陽高度は日差しを避けるための
    庇や軒の出幅を決める時に利用しますが、
    実は一番暑い盛夏はまだ先です。
    つまり、夏至以降の太陽高度は
    これから順次下がっていくわけです。
    住まいを設計する時には
    一番暑い8月半ば頃の太陽高度や
    強烈な西日が差す時間帯の
    日差しがどっちの方向から来るのか
    意識する必要があります。
    最近は便利なアプリがあって、
    スマホで任意の場所や季節や時間の
    太陽の位置を確認できます。
    冒頭の写真はストリートビューですが、
    ARカメラという機能を使うと
    敷地の中まで入っていくことができます。
    つまり、建物が建つ予定の土地の
    居間のあるところに立った時の
    太陽の位置も分かります。

 

  • ホームズ君の
    日当たりシュミレーションでも分かるのですが、
    現地に調査に行った時の
    最初のインスピレーションというか
    感覚と言っていいのか
    設計に入る前の段階での
    調査の一環で利用できるんですね。
    冬のお日様の有効利用と夏の遮蔽
    きちんと設計できていれば、
    暖房負荷や冷房負荷は小さくなります。
    つまり、暖房代や冷房代が
    ロハで安くなりますから、
    利用しない手はありません。
    Ua値や断熱性能等級には反映されませんが、
    暖房代や冷房代には大きく影響します。

 

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