HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2023年9月11日

そのサッシ


おはようございます、

紙太材木店の田原です。
朝日が差していますが、
今日は雨予報の美濃地方です。
昨日の午前中は打合せ。
午後は、土場に植えてある木の
余分な枝の伐採。
前回、土場の草刈りをした時
枝が横に広がりすぎていて、
根本周りの草刈りに難儀しましたから
小型のチェーンソー
(shindaiwa E2125TS)で枝打ちです。
1時間もあればと
やり始めたのですが、
あの枝もこの枝もこの際カット。
それをまた集めて、なんてしていれば
1時間では無理な話で
2時間を超える…
ハード作業になってしまいました。
もちろん、汗びっしょりで疲労困憊。
この時期の肉体労働は
1時間が限度とわかっているのですが、
目の前のまだ残っている仕事を
そのままにすると言うのが
なかなかできない昭和の人間です。
さて、準防火地域のサッシ。
何をどう使うか
設計者には悩ましい問題ですし、
性能を意識した住まい手にとっても
気になるところです。
防火対応のサッシと言うだけで
性能は落ちる
価格は上がる
網がガラスに入って目障り
サイズや種類が限定される
シャッターが付いて外観が
・・・
性能を担保した家を設計する時、
出来れば価格を上げずに
それを最小限に抑えて、
性能を確保するというのは
工夫が求められます。
価格が上がってもということであれば
準防火対応のトリプルガラスで透明と言うのも
YKKやシャノンから出ていますが、
やはりそれなりの価格。
準防火地域で
価格を極力抑えて性能確保となると
一つの手法として挙げられるのが、
内窓を使う方法です。
外側のサッシは準防火対応の
できるだけ安いサッシにして、
内窓としてもう一つサッシを設置する手法です。
もちろん、
通風を確保したい部屋などでは
内窓は面倒となるケースもありますから
ここは住まい手の判断でしょうか。
FIXの窓でしたらその手の事は
ほとんど気にされることは無いと思いますが、
小さな窓だと金額的に
それほど変わらなくなる可能性がありますから
悩ましい所です。
使用するサッシのメーカーも
大手のHMでなければ
YKKでもシャノンでもLixilでも
何所でもいいわけです。
工務店ならその混成でも
問題はありませんから、
サッシメーカーの
組み合わせも可能となります。
サッシについて
住まい手が何を優先したいか
そこに設計者の意見が入る訳ですが、
準防火地域のような場合
設計者には柔軟な思考が求められます。
建築的な手法では
袖壁を作って
隣地からの離隔距離を確保するのも
一つの考えです。
固定概念に捕らわれてしまった
設計提案もあるので、
住まい手の方も
自身をプロジェクトチームの一員と考えて
勉強することで、
凡庸でありきたりなプランが
変わる可能性があります。

おかげさまで
残席が一つになりましたm(__)m
ご興味のある方はお早めに
「大垣の家」の見学会(工事中の建物です)
付加断熱と気密
それに日射制御とお風呂のカビ対策

エアコンの賢い使い方の見学会を開催します。​​​

ご興味のある方、自分の目で確かめたい方は
是非、お越しください。

会場:大垣市
​開催日:10月1日()​
受付時間帯 10:00~16:00 
    (5組様限定)


「内覧お申込み要領」

完全予約制です。
​電話:0574-53-2003 又は
予約フォームからお申し込みください。​

​​​​​​​予約フォームはこちらから​​​​​​
田原義哲の Instagram その1​​
https://www.instagram.com/quaint.private.house.life/
​​田原義哲の ​ Instagram その2
​​
https://www.instagram.com/yoshisatotahara/

紙太材木店の​ Instagram
https://www.instagram.com/kamita_zaimokuten

Archive

ご相談予約
資料請求