社長ブログケヤキの木の下で
2012年3月13日
高性能で省エネ 気密測定
こんばんは
紙太材木店の田原です。
日焼けで顔がかなり赤い・・
林田の代わりの現場
昨日、今日と3月半ばだというのにやたら寒く
現場では霜が一面降りて
箒で霜を掃かないと滑って歩けない状態
老体に鞭打って
何とか予定どうり完了。
さて話は変わって、
紙太材木店ではお引渡し物件は全棟気密検査をしています。
同時にQpexという熱計算ソフトでQ値を出し
その家で一冬に必要な暖房費も計算します。
いわば燃費計算ですね。
例えば
こちらの家のQ値は1.79
仮に全室21度で暖房するとすると
燃費計算をすると1.076Lの燃費となりますが
紙太材木店の家、
灯油なんかは利用せず、
最新鋭の方法で快適に暖房して、
一冬2万円台後半で過ごせるともくろんでいます。
11月半ばから3月一杯の4.5ヶ月
気密測定、
外部に依頼すれば、5万円が相場です。
だから、ほとんどの住宅において気密測定は行われていません。
ですからある意味、
高性能な住宅を作っているかの踏み絵になります。
気密測定を自前でするところもありますが、
客観性にかけた数字になりがち
(数字をつい良く見せようとしてしまいます)
第三者に測定してもらう事がルール
もっとも、
測定器自体が80万から100万しますから
とても購入できませんけど(笑)
高性能な住宅
全棟気密検査(第三者)や
燃費計算は踏み絵ですね。
二つともYesなら
暖かい家をつくる可能性があります。
もしNoなら
暖かい家は無理ですね。
というより
作る気がない。
といったほうがいいでしょう。
それでは
皆さん、また明日。
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