社長ブログケヤキの木の下で
2012年3月25日
超スマートハウスか?
こんばんは
紙太材木店の田原です。
今日の中日新聞
節電住宅、賢く安く
と題して
スマートハウスの記事が出ています。
いよいよ実用段階へ
などとなってるので
職業上目がいきますから、詳細を読んでみることに。
愛知県、豊田市のスマートハウスの実験住宅に住む
4人家族のお宅です。
スマートハウス
定義は
太陽光パネルや蓄電池を備え
電力会社から買う電気の量を少なく抑え
家庭内の電力使用状況が画面上で分かるシステムを導入
電力の見える化を進めて節電意識を高めることが出来る。
家電の一部を自動制御することが可能
とあります。
記事によれば
4人家族で
実験前は一ヶ月の電気料金が最低でも15000円
それが11000円になり、4000円も減少
とあります。
更に、
蓄電池の容量がもっと大きければ太陽光発電がもっと使えるはず
と結んでいます。
定義から解釈すると
この家は太陽光パネルを設置し
尚且つ、蓄電池も備えている様子
それで月に11000円も電気代がかかっているのは
何かの間違いか?
と思ってしまうのは私だけでは無いはず。
言っちゃなんですが
私達の研究会
百年の家プロジェクト
オール電化で月に11000円代の家はざらにあります。
はっきりって
こういう家に太陽光パネルだの蓄電池だのを設置すれば
光熱費プラス住宅
何もしなくても
月に11000円のエネルギー代ですから
パネルや蓄電池を設置すれば
光熱費、プラスになるのは当たり前。
私達の家は
超スマートハウスか
などと思ってしまいます。
八百津町のFさん
昨年10月にパネルを設置しましたから
もうすぐ半年になります。
その前の1年半の電気代を記録してありますから
設置後と比較してどうなってるのか
確認するのが楽しみです。
Fさんの年間の電気使用量は493.7kwh
電気代は119.986円ですから
パネル設置でどうなるんでしょうね。
私が常々思ってるのは
スマートハウス
太陽光パネルや蓄電池といった
設備機器満載
少し前まではエコキュートにオール電化
どれもこれも
設備の設置
初期投資はかなりの額になります。
基本的な性能の無い家に
最新の設備機器を設置している
あるいは設置させようとしているように見えてならないのであります。
省エネの名の下に
最新の設備機器を買わせようとしている
へそ曲がりの私にはそう思えてなりません。
先ず、
家の基本性能を高めること
それは
気密、換気、断熱、冷暖房システム
やっぱりここへ行っちゃいますね(笑)
新築の家ならそんなの
どんな家でもあると思ったら
大間違い
わかる人には分かる。
猫も杓子もスマートハウス
私としては
竿を刺したい
それでは
皆さん、
また明日。
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