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社長ブログケヤキの木の下で

2015年9月21日

ゼロエネ住宅 日本経済新聞の一面に掲載

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は小学校は運動会
子供たちの歓声や運動会の放送が聞こえるのもいいものです。
とは言っても川辺町
私の同級生は180人、子供の同級生は120人
昨年川辺町で生まれた子供の総数は70人弱
人口は1万人でここ50年ほど変動はありませんから
如何に子供が少なくなったかわかるというもの
地方の行政担当者は人口減少を食い止めようと必死ですが
行政だけの問題ではありませんから難しいところです。
さて、
昨日の日経新聞の一面
早版の東京では
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日本エネルギーパス協会の今泉さんのFBよりシェア
https://www.facebook.com/taiji.imaizumi.3/posts/994353703954039
12版になる美濃地方でも同じく一面
img-920123424.jpg
ゼロエネルギー住宅
最近は新聞の購読も激減しているとかで
一般の方はこの手の情報も注意しないと
見過ごしてしまいますが
日経新聞となると更に読んでる方は少ないと考えられます。
地元の中日新聞は安保法制一色でどこにも出ていませんでしたけど
こんな記事も掲載していただきたいものです。
日経が一面で取り扱う記事となりますから影響の大きさも推測できます。
さて、
当ブログでも何度も登場しているこのロードマップ
工程表1.jpg
「2020年までにネットゼロエネルギーハウスを標準的な新築住宅にする」となっています。
日経の記事では
ミサワホームが2017年度に発売する全戸をゼロエネ
パナホームも2018年度に85%をゼロエネにするとあります。
各大手ハウスメーカーも順次同じような動きになるはずで、
これから住宅を建てようと考えている方は
住宅の性能というものがどんな意味を持つのか
今一度考える必要があります。
上記のエネパス協会の今泉さんの予測では
大手HMのゼロエネ住宅のQ値は1.4前後
計算すると分かりますが、
それに太陽光パネルを載せるとなると
狙いはぎりぎりゼロエネ住宅をパスするという最低ライン
少し前のぎりぎり次世代省エネ基準クリアと同じ構造が見えてきます。
消費税の10%への移行が17年の4月ですから
増税後を視野に動いているのは明らかですが
これらのHMで2016年度中の移行前の仕様で建てる人がいるのか
心配になってしまいます。
ミサワホームでは翌年には全戸標準でゼロエネ仕様
でもその前日までは旧仕様では一般の方も迷ってしまいますし
他の住宅メーカーでも同じようなことが言えます。
2年先のことを言うなら
今からその仕様で建ててあげたらと思うのは私だけではないはず。
さて、
そんな中でこれから家を建てようとする方は
何を基準に、何を物差しとして
どこのHMあるいは工務店で家を建てるかということは大きな問題
ゼロエネならどのHM、工務店でも性能は皆同じなんだから前と変わらない
と思っていると勘違いをすることになります。
同時に国の方針がゼロエネに向かっているから
ゼロエネ住宅を建てねばならないと思うのは早計
一生に一度の家づくりですから
じっくり考える必要があります。

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