社長ブログケヤキの木の下で
2016年2月1日
自動車の燃費課税に続いて住宅の炭素税か?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
私の風邪は気力で押さえ込みましたが
家人に伝染してしまったようで
昨夜は久々の居酒屋料理となりました。
さて、先日の環境省の有識者会議で
「炭素税」の導入を盛り込んだ提言がされたとか。
地球温暖化の原因とされる温室効果ガスを減らすため、
ということらしいです。
簡単に言えば二酸化炭素の排出へ課税する制度
法人税の減税をセットに導入を提言してますから
一般家庭には関係ないような取り方をされる方もいますが
よく考えていただけば
今、経産省が主導して進めている
ZEH(ゼロエネルギーハウス)の方向(目的)も低炭素です。
昨年のパリ協定で
温室効果ガス排出量について、
2050年までに現在の80%の削減を目指すとした政府の長期目標がありますから
家庭におけるCO2の排出量も当然規制される訳で
将来的には住宅にかかる税金は
固定資産税というものではなく
炭素税になるかもしれません。
この家はストーブやエアコンでガンガン温めなければ住めないような家だから
温暖化の元凶、CO2をたくさん出す
温暖化防止のための対策費が必要だから
CO2をたくさん出さなければ住めないような家の人には
その分税金を多く負担してもらう
財政に余裕のない国の役人の考えそうなことですが・・・・
こんなことになったら困ります。
しかし
自動車では消費税が10%に上がるとき
燃費の悪い車にはその分課税される燃課税が既に検討されているとか
これから新築をお建てになる方は
まだ検討の余地がありますが
我が家は築100年
断熱材なんて入ってませんし
サッシではなくはガラス戸
さてさて、住みにくい世の中になってきましたが
国の制度という大きな流れに竿をさしても抗いようがありません。
我々庶民は
流れはどちらの方に向かっていくのか
自分はどちらを向けばいいのか
慎重に考える他ありません。
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