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社長ブログケヤキの木の下で

2016年5月13日

燃費をデザインする写真 Replan

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
晴天が続いて現場仕事がはかどります。
さて、
北海道にReplanという雑誌があります。
東北でもReplan東北として出ていますが
こちらの方では発売されてませんから
ほとんど読まれている方はいないはず,
Netでも購入できますので
ひょっとしたら読者がいるかもしれません。
ずいぶん前にご紹介した
日本の家の住宅性能は発展途上国並み
の記事をご覧いただくとわかりやすいと思います。
その最新号に
「家と暮らしの燃費をデザインする」
という巻頭特集があります。
ということで早速購入しました。
2016-05-13.JPG
知りたかったのはその特集のテーマを写真でどう表現しているか?
燃費をデザインする写真
北海道の住宅というと
性能はトップレベル、
でもデザインは10年は以上遅れてる感がありましたが
今の時代そんなことでは通用しませんね、
デザイン的にも全く遜色なしです。
で、
期待した写真で表現される燃費ですが
残念ながらわかりません。
というか写真では無理ということが分かりました。
紙太材木店に来られるお客様
奥様は誰もが暖かい家がいいといわれますが
燃費がかからないというのが前提
これをイメージで伝えようとすると
冬景色の家プラス
その中で子供たちが素足で遊びまわる・・・
そんな写真でしょうか
でもこれってどんなスカスカ住宅でもできるわけで
違いが判らない。
性能や燃費は
写真ではなく、数値で比較する以外ないんですね。
文字で確認する必要があります。
基本の数値は3つ
Q値とUa値とC値
この三つだけ
脳みそを使って比較してください。
写真では全然わかりません。
冬景色に室内で子供の遊ぶ写真に惑わされてはいけません。
もちろん、Replanで紹介されている家は
その写真でも性能はばっちりですけど。
基本の数値3つと言いましたが
Q値やC値は諸外国と比較できますが
Ua値は日本だけのガラパゴス数値
発展途上国の性能の家にしないためには
ヨーロッパやアメリカ、韓国、中国などという国の数値と比較するとわかりやすいです。
美濃地方でQ値2.7は発展途上国並みです。

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