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社長ブログケヤキの木の下で

2017年7月14日

Q1.0住宅 マスターセミナー 鎌田先生の講義

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日は新住協のQ1.0住宅マスター研修会
鎌田先生が講師で名古屋で開催されました。
6.7月に北は札幌から南は広島まで
全国8か所で開催されています。
Q1.0(キューワン)住宅
簡単に言うと、
現行の省エネ基準で家中冷暖房した時に消費されるエネルギーを基準として
その40%以下のエネルギーで家中冷暖房できるものをQ1.0住宅レベル1
同30%以下をQ1.0住宅レベル2
同20%以下をQ1.0住宅レベル3
同10%以下をQ1.0住宅レベル4
北は北海道から南は九州まで
各地域で家の中で快適に過ごすために消費されるエネルギーは異なりますから
国がプランしている120m2のモデルを基準に上記の数字を出します。
上記の基準でいくと
建築中の本荘中ノ町の家は17%でQ1.0住宅レベル3
昨年の可児の家も17.8%でQ1.0レベル3の住宅です。
さすがにレベル4は現行基準の10%
暖房代が十分の一になるということですからレベルが高い。
天井の断熱材の厚さが30cmでは不足します。
壁の断熱材もより数値のいいものが必要になりますが
上の写真は発砲系の断熱材を使用した住宅の火災現場の写真
使用してある断熱材は自己消火性のあるものですが
火事になれば関係ありません、火源があれば燃え続けます。
新住協では火災時のリスクも考え断熱材はロックウールかグラスウールを推奨しています。
ロンドンの高層ビルの火災も記憶に新しいところですが
自己消火性のある断熱材イコール燃えないではありませんから注意が必要です。
俄かZEHビルダー、高断熱ビルダーが手っ取り早くその気密性能をアピールするには
吹付の断熱材は必須商品、くれぐれもご注意ください。
まだ、詳しくは書きませんが青い液体にも留意が必要です。
ということで
先日、可児の家の住まい手の方から
入居して1年の消費電力のデータが送られてきました。
50坪、2世帯住宅、浴室x2、キッチンx2、エコキュートx2、24時間冷暖房
オール電化で電気メーターは一つ
さて、2世帯合わせていくらぐらいになっているでしょうか。
次回をご期待下さいm(__)m
(本日8:30に現場で打合せがあるので・・ ご容赦!)

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