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社長ブログケヤキの木の下で

2021年9月13日

隔世の感 APW430


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
気温は21度ですが湿度は93%
それでも蒸し暑さは感じません。
気持ちのいい朝です。
先日APW430の納期が2か月先と連絡がありました。
同業の工務店も同じなので
コロナの影響かと思ったのですが、
なんと、受注が急激に増加して対応できないからとのこと。
つい4年ほど前、岐阜で430使っている工務店は何軒くらいあるの?
と聞いたことがあるのですが、
答えはうちを含めて1、2軒だったと記憶してます。
当時、作っていたのは北海道の石狩工場。
配送費も加わりますからそれなりの値段でした。
当時と比べると隔世の感がありますが、
それだけ、工務店のみならず
一般の方の住まいの性能に対する意識が変化している証左でしょか。
実際、住宅の性能を取り巻く環境は激変していて
今年4月からの契約時の省エネ基準の説明義務化に始まり、
25年には基準そのものの義務化が始まります。
サッシさえ変えれば相当程度いい数字になると考えて
雪崩を打って430にと切り替えたのかもしれませんが、
家の性能にはバランスが大事です。
確かにサッシは先ず最初でいいのですが
床や壁、天井・屋根の断熱
換気や日射の遮蔽・取得
それに気密
これらのバランスが大切です。
もちろん、そこにデザインと予算が入ってくるわけで
単にUa値の数字だけを上げるための430では淋しいものがあります。
じゃあ、そのバランス、
どう考えればいいのかというと
暖房負荷、冷房負荷が参考になります。
つまり、ひと夏の冷房代、暖房代は幾らなのか?
330だといくら、430だといくら
ついでにC値の違いでいくらかも計算できると、
住まい手の方には参考になるんじゃないでしょうか。
本日は
アスベストの研修で名古屋
ZOOMでなくてリアルの講習で
一日缶詰です。

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