社長ブログケヤキの木の下で
2021年10月6日
タダで
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は16.5度の美濃地方
昼間は30度を越えますが
朝晩は涼しさを感じるようになりました。
池田町の家では、
日射をコントロールできる
外付けのブラインドが付きました。
高性能な家では日射のコントロールは必須ですが
それを何で行うか、いろんな手法があります。
特に南面にある吹抜けの窓では
床がありませんから
さて、どうしよう?となります。
キャットウォークを設けて
人が窓の前まで行けるようにするというのも一つの手法。
窓の前まで行ければ、窓を開けてシェードの開け閉めや
吉津を下げることもできます。
どんな手法をとるかは設計者と住まい手の考え次第ということになります。
今回は電動の外付けブラインドなので、
リモコンで上げ下げや、
スラットと呼ばれるブラインドの羽の角度を自由に変えることができます。
日射の遮蔽と言うと
真夏を想像される方が多いと思います。
高性能住宅では
夏もですが中間期、つまり秋や春も活躍の場となります。
真夏は強烈な日差しは太陽高度が高いので
屋根の庇で防いでくれます。
朝日や西日も真南に面した窓では
それほど多くは入りません。
朝日が昇るのは真東より北側になりますし、
夕日も真西より北側に沈みます。
そうなると
一番日差しが差し込む時間が長いのが
太陽高度が下がり始めた中間期の秋や春。
日中の気温自体もそれほど低いわけではありませんし、
(美濃地方は5日連続30度越え)
そこに窓から日差しが入り
加えて高断熱な家となると、
日射をコントロールしないと暑い家となってしまいます。
実際高性能な家で日射の豊富な太平洋側の場合、
真冬に日射をコントロールしないとオーバーヒート。
つまり家の中が30度近くになるケースもあります。
町の中や住宅地だとお隣の家がすぐ近くまで迫って、
そもそも日射が入らないというケースもあると思いますが、
田園地帯(田舎)ではお隣まで何十mというケースもあるわけで
日射のコントロールは必須となります。
どんなコントロールをするかは
設計者と相談ですが、
より効果のあるのはサッシの外側でのコントロール。
太陽の熱にお金はいりません。
その熱をボタン一つで上手くコントロールできれば、
より快適に過ごすことができます。
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