社長ブログケヤキの木の下で
2021年11月15日
電気なら
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
雲一つない快晴の美濃地方。
昨日は11時を過ぎても13度ほどしかなく寒く感じましたが、
今日は晴れて20度ほどになるとか…。
日差しに恵まれている地域ですから、
日射をどう利用するかは設計者の腕次第ということになります。
さて、COP26が閉幕しました。
会期を延長してようやく宣言が採択されたわけですが、
そこに至るまでは利害関係者の駆け引きがあります。
少し前の日本の3省合同会議などと、瓜二つのことが行われてました。
推進派にとっては物足りない
慎重派にとっては厳しい
でも、総意を造らなければならないとなると
難しいものがありますが、
進む方向は同じなのですからあとは時間の問題となります。
ある国は早く
そうでない国はゆっくりとなりますが、
それはあなたにとっても同じで
ゆっくり進むのか、早く進むのか
これから家を建てる方は
温暖化対策、あるいは省エネという時代の流れの中で、
もっとも有利に動くことができる人たちです。
なぜなら、希望しさえすれば、
住宅で使うエネルギーの大半を自前で賄うことができます。
もっとも、オフグリッドと言って電力会社から電気を供給されなくても
生活で必要なエネルギーを賄うことができますが、
それを勧めているわけではありません。
(そのお話は長くなるので別の機会に)
エネルギー価格はこれからも上昇していくことが予想されます。
凡そ平均して年間3%
3%上昇すると10年で30%以上ということになります。
給料がそれと同じように上昇していくかどうかは、失われた30年を見ればわかります。
リフォームをして家を高性能に
ある程度自前の太陽光パネルでエネルギーを賄おうとすると、
相当程度費用が掛かります。
20年前の2x4住宅でも30坪を超える家で
家を丸ごと高性能(Q1.0住宅あるいはHeat20G2レベル)にしようとすれば、
恐らく2000万近くはかかるでしょう。
それが新たに家を建てる時であれば
Q1.0住宅レベル3あるいはレベル4、Heat20G2.G3でも、
そのレベルを標準的に建てている工務店が多くあります。
価格差はそれぞれですが、新たにリフォームするより遥かに安価にできます。
このレベルの住宅であれば
太陽光パネルを設置すれば
相当程度のエネルギーを賄えます。
今後はエネルギー価格の上昇に加え、
電気自動車用の電源の確保も考えておく必要もあります。
ガソリンは自前では何ともなりませんが
電気だったら何とかなるんじゃないでしょうか。
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