社長ブログケヤキの木の下で
2011年6月3日
こんなに
こんばんは
紙太材木店の田原です。
棟の瓦
関東地方では震災で
屋根の棟の瓦がズレ落ちたところが随分あるとか
こちらからも応援の職人さんが随分行きました。
瓦を何枚も重ね
その間に土を入れて
固めていきますから
高さも高くなり
同時に重量も増えます。
一番上の瓦をめくった状態で確認すると
棟の土は4段に重なっています。
その下の平瓦の下の土も入れれば5段
土の厚みは6cm程度ですが
からからに乾燥してても
ずっしりと重みを感じます。
震度6で揺さぶられれば
ズレ落ちるはずですね。
古い家は
屋根の勾配が急ですから
棟(屋根のてっぺん)の瓦がずれれば
屋根面を滑走して
下まで落ちていきます。
こんなに急な屋根なら
瓦が降ってきます。
でもあわてて外に飛び出す時は
瓦のことなど考える暇はありませんから
どうしようもありません。
屋根を軽くするだけで
建物の耐震性は向上しますが
あまりそのことを皆さんご存知ありません。
地震が心配な人は
屋根を軽くするだけで
あわてて飛び出しても大丈夫ですよ。
それでは
皆さん、また明日
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