社長ブログケヤキの木の下で
2010年1月24日
くぎ
こんばんは
紙太材木店の田原です。
お昼過ぎから打合せで
ようやく終了、
T様ご家族と楽しい打合せでした。
昨夜は東京と静岡からお子さん達もお帰りになり
夜中の1時過ぎまで
ご家族で話し合われたとか。
昨日プランと外観イメージをお持ちしたので
いろいろお話しが弾んだご様子でした。
来月には着工しなければなりませんので、
密度の濃い打合せが続きそうです。
さて、昨日の江南市のH・S様邸
屋久杉の天井板です、
いなご天井なのですが
こんな留め方がしてありました、
先ずはご覧下さい。
厚さ4ミリの板(普通の天井板より薄いです)に
楔を固定するための釘が刺してあります。
どんな風に固定してあると思いますか?
釘を抜いてみると
こんな形です
昔の人もいろいろ考えますね。
天井板、2分(6ミリ)ぐらいあれば
あり(ホゾのような溝)を作って
楔を入れるイナゴが出来ますが
恐らく、昭和の初めでも
屋久杉は貴重で
薄く削ってあったのかもしれません
実際4ミリほどでしたので
ありが出来なかったのかもしれませんね
そこであの釘です。
鍛冶屋さんに作ってもらったようで
断面は丸型ではなく角型をしています。
抜いて集めたのですが
やっぱり足の裏はこんなになってしまいました。
それでは皆さん
また明日。
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