HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2010年6月24日

玄関の天井

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
荒壁の家
玄関ホールの天井板が取り付きました。
柾の板を杉の丸太で留めています。
6.21.2010 013.jpg
横から見ると
天井が玄関に向って下がっているのが
お分かりいただけます。
6.21.2010 012.jpg
玄関に入った時の
人の視線の高さと
式台、框を越えて
ホールの床の上に立ったときの
視線の高さは約30センチほど違います。
ホールの天井の高さにあわせて玄関の天井を作ると
玄関に入った時の天井としてはとても高くなって、
落ち着かないものになってしまいますので
勾配をつけてその印象を
穏やかなものにしています。
先日、玄関の式台と框が入荷しました。
けれど・・・。
6.17.2010 037.jpg
栃の木に一枚板で厚みは55ミリ
長さは2.8m
幅は50センチ~75センチと
少々変形した味のある形をしています。
松田大工さんと梱包を開いて早速見てみると
・・・・・・
6.17.2010 033.jpg
割れが入っています。
裏から式台正面の小口に向って二本、
乾燥して割れたのではなく
なにか強い力がかかって
割れた感じで、
おそらく運送途中に強い衝撃をうけたものと思われます。
無垢の板でなければ
補修も出来ますが
これではいかんともしがたく
お持ち帰りとなりました。
6.17.2010 036.jpg
無垢の柱にしても桧の床でもですが
この手の真壁の家は
一度キズをつければ
どうしようもありません。
作業をする者がみな責任を持って気をつけなければなりません。
特に化粧仕上げになるところは
がっちりガードしておく必要があります。
6.17.2010 024.jpg
まだまだ工事が続きますが
キズに付いては最後まで気が抜けません。
それでは
皆さん、また明日。

Archive

ご相談予約
資料請求