社長ブログケヤキの木の下で
2010年7月4日
銅板の一文字葺き
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
川辺町、荒壁の家O様邸
玄関の屋根は銅板です。
中山鈑金さんが一枚一枚
一文字葺きをしていきます。
和風の銅板一文字は手曲げ加工に限ります。
一枚が20cmX30cmぐらいの大きさの銅板を
折り曲げて加工していきます。
吊子でずれないように
固定して
全部貼ると鱗のようにきれいに並びます。
当て木をして
浮いているところを
叩いて締めていきます。
左官の中島さんからは
壁際の納まりの指導が入ります。
他の職種の
怖い親方に教えてもらうのが
一番勉強になりますね。
家作りは総合的な技術、
つまり、基礎コンクリート、
左官、鈑金、建具、瓦、に代表される
職人技術の結晶ですから
自分の技術だけ高くても
職人相互の連携がうまくいかなければ
いい建物はできません。
職人さん同士が
緊張感を持って仕事をすることが
とても大事です。
その緊張感を作り出すのは
現場を管理する者の仕事です。
それでは
皆さん、また明日。
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