社長ブログケヤキの木の下で
2010年9月15日
上塗り
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は今にも雨が降りそうですが、
薄日が差しています。
川辺町のO様邸
左官工事の上塗りが順調に進んでいます。
上塗りの工程を見ていきましょう。
先ず中塗りまで終わっている壁に
アク止めを塗っていきます。
中塗りの仕上は石膏が塗ってあり
その上にローラーでアク止めを塗ります。
柱に付かないように丁寧に塗っていきますが、
付いたところはふき取っていきます。
そして次はマスキングテープ
これも無垢の柱にシミが出来ないようにするためです。
テープ張りもアク止め塗りも
若い亀井君の仕事になります。
さて、ようやく上塗りの準備が出来ました。
でも、このまますぐに仕上材を塗って完成ではありません。
「こすり」といって
仕上材と同じ材料で
一度上塗りの下塗りをします。
拡大してみると
少し荒くなっているのがお分かりでしょうか?
厳密に言えば
漆喰やじゅらくで仕上る場合は
同じ材料でこすりをし
珪藻土で仕上る場合は専用の下塗り材を使用します。
この段階で、マスキングテープは取り除きます
この上に最終の上塗り材を塗っていきます。
上塗り材を塗ると
塗った壁と柱の際には余分な材料が付着します。
これは濡れた刷毛で掃除をします。
柱に付いた塗り壁の材料も同時に落とせますから
きれいになっていきます。
塗ったばかりの壁と柱の際を刷毛で擦るわけですから
また壁際には刷毛の痕が付きます。
再度その際の壁を鏝で押えてようやく完了
今年1月の荒壁塗りに始まって
ようやく仕上げ塗りが完成しした。
建物の完成には
まだもう少し時間が必要ですが
どんな具合に仕上がるか
楽しみにしていてくださいね。
それでは
皆さん、また明日
Category
- 家づくりのたいせつな話(513)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(413)
- 温熱環境(207)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(91)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(32)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(176)
- 古い民家の再生(80)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(66)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(3)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)