社長ブログケヤキの木の下で
2013年3月11日
デグリーデー
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は1度
昨日の昼から急激に寒くなりました。
三寒四温という言葉の通り
しばらくは寒い日と暖かい日が交互にやってきそうです。
ということで
暖房デグリーデー
これは暖房期間中(一冬)に
積算で何度暖めなくてはならないかを示すものデ
下の表がそれ。
一日の平均気温が18度を下回ったときに
例えば1月10日の一日の平均気温が3度とすると
18度まで暖めるのに15度分暖めなくてはなりません。
これを一冬の間、18度以下になった日を毎日積算すると
暖房デグリーデー(単位は度日)になります。
(出典 木造住宅の省エネルギーを計算で確かめられるこれからの時代の建築技術者育成講習会)
少し見にくいですが
これは恵那の金子建築工業で行われた研修の資料
岐阜県内の主要な町の暖房デグリーデーが出ています。
真ん中の縦ライン
2100度日の美濃加茂市で区切ってあります。
(この表は同時に冷房デグリーデーも表示してあります)
このラインより左は美濃加茂より暖かい
右は寒い
美濃加茂は北関東の宇都宮とほぼ同じ
岐阜や大垣より寒いんですね。
美濃加茂周辺の川辺町や八百津、七宗といった加茂郡は山間部の郡部ですから
もっと寒い。
暖房デグリーデー
これがわかると年間の暖房負荷がわかり
暖房負荷から一年間の暖房エネルギー消費量が計算できる。
そうなんです、
Q値と暖房デグリーデーで
一年間の灯油消費量まで計算できるんです。
ということは
壁や天井に入れてある断熱材
サッシの性能
気密の度合い
これによって
あなたのお住まいの寒さ度も分かると言うもの。
ただし
私の家のように
断熱材の入っていない土壁の家
サッシではなくガラス戸の家
気密測定不能の家
この3つが揃っていると
計算のしようがありません・・・
まだまだ
寒い日が続きます
部屋の中は、お風呂も脱衣室も暖かくして過ごしましょう。
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