社長ブログケヤキの木の下で
2017年9月6日
建築知識ビルダーズ(30号)
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
午前中は雨の美濃地方
ぬかるんで田んぼのようになってしまいますから、
地面に穴を掘る作業はできません。
建築知識ビルダーズ(X-Knowledge)
書店で売っている一般の方向け住宅雑誌とは違って
設計者や工事監理者、現場監督、工務店経営者向けの雑誌ですが
今月(季刊)は一般の方が読んでもそれなりに楽しめる構成になっています。
一般の住宅雑誌は地域限定
岐阜とか愛知、少し広くて東海などと枕詞がつきますから
その地域の工務店やHMが主体で
内容もどちらかと言えばデザインがメイン
掲載されている建築会社やHMも毎回似たような名前が並んでいます。
でも,日本全国には数多くの工務店があるわけで
一般の新築予定者がそちらに目を向けると
ある意味新鮮な驚きが感じられます。
今回の建築知識ビルダーズでは
全国の工務店のスゴ技が紹介されています。
デザインと性能両方兼ね備えているところですから
奥様もご主人もそれなりに楽しんでいただける内容でバランスが取れています。
最近のこの手の雑誌のお約束で
Q値やUa値、C値と言った性能値についても触れられています。
つまりデザインと暑さ寒さの住み心地は別
性能値が良くなければいくらデザインが良くてもNGという認識が
住宅雑誌業界にも徐々に浸透してきている様子がうかがえます。
今でもデザイン一辺倒という住宅雑誌も多くありますが・・・
ということで
新住協の鎌田先生もQ-1住宅のつくり方やその意義を分かり易く解説されています。
簡単に言えば
断熱材を厚くすること、
窓から逃げていく熱を抑えること、(よいサッシを使うこと)
換気による熱損失を押さえること、
国の最低基準さえクリアしていればいいという住宅会社にとって、
一般の方がこのような雑誌を手に取るのはある意味脅威かもしれません。
紙太材木店もうかうかしていられません。
デザインも性能も楽しめる雑誌ですから、
新築あるいは全面的な改装をご計画の方は一度手に取っても損はありません。
少し値段は高いですから(1.800円)
先ずは立ち読みです。
でも家に比べたら10.000分の1です。
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