社長ブログケヤキの木の下で
2011年6月15日
絶滅危惧
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
皆さんの家のお風呂の給湯器は
どんなタイプのものでしょう。
灯油の給湯器
ガスの給湯器
エコキュート
電気温水器
上記の設備に太陽熱温水器を併用
といったところでしょうか。
新しく家を建てる場合
オール電化でエコキュートが多いと思いますが
震災以降少しオール電化に対する考えが
変化してきたように思われます。
ただ、上のどの給湯器も
電源が必要ですから
停電すれば使うことができません。
キッチンも同様で
最近のガスコンロは
電源が必要ですので
停電すれば使えません。
この現役の薪式ボイラー
長府製です
最近はCHOFU(チョーフ)とローマ字ですね
CHOFUのHPのどこを探しても
この製品は載っていません。
これも電源が付いてますが、
あれば早く湧かせると言う程度で
なくても十分使えます。
皆さんは
このようなボイラーは
絶滅危惧種だと思っていませんか?
あるいは初めて見た!
と言う方もいるかもしれません。
懐かしいなあと言う方もいるはずですね。
私の住んでる川辺町
人口1万人、3300世帯
名古屋まで車で1時間
JR高山線の沿線
国道41号もあります。
このボイラーの交換が毎月2件あるそうです。
交換ですから
古くなったものを新しいものに替えることです。
月に2件で
年間24件
耐用年数7年とすると
168軒 全世帯の5.1%
これは川辺町の一つの設備屋さんだけの話
三品住設さんに言わせると
「このタイプ、まだまだいっぱいありますよ」
・・・・・
一体何軒ぐらいあるんでしょうね。
ひょっとして
このブログを読んでる
あなたのところもそうかもしれませんね。
私としては
こういうボイラーを使う人が
まだまだたくさんいらっしゃるのは
なんとなく嬉しい気持ちです。
それでは
皆さん、また明日。
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