社長ブログケヤキの木の下で
2013年6月3日
ダニ、カビ、水虫の「極悪トリオ」 ためしてガッテン
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
梅雨の中休み
今週一杯なんとか天気が持ちそうなので助かります。
さて
先日NHKでやっていた、ためしてガッテン
梅雨時の頭痛の種
ダニ、カビ、水虫の「極悪トリオ」
もちろん住いに関わるのは
お風呂のカビで(ダニもそうですが今回はスルー)
皆さんのなかには頭を悩ませている方も多いはず。
お風呂掃除をしてカビを取っても
いつの間にかまた付いていて
小さいお子さんのいる方の中には
ストレスを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
なんと掃除をしてもまた黴びる元凶がなんと天井にあったという内容。
お風呂の天井というと水滴が付いても
換気扇をかけておくと比較的早く乾きますから
なぜ?が頭に浮かびますが
濡れては乾燥するということを繰り返す天井では
カビは生存本能から、ここにいては危ない
(このまま乾燥が続けば絶滅してしまう、と感じるかどうかわかりませんが)
ということで
子孫を残すために
大量の胞子をばらまき始めるんだそうです。
う~ん
これではいくら壁やサッシ回り
浴槽や排水溝を掃除しても
カビの胞子シャワーが降っていては
カビの根絶は無理
番組では
天井を定期的に
消毒アルコールで拭くことでカビの発生率を減らせると言ってます。
が
しかし
ここからは建築的な考察
天井には換気扇が付いている、
その表面は拭けるけどその中は?
台所の換気扇でも
ネットを外して洗うと
大量の油や汚れが付いてるから
お風呂の換気扇も恐らく同様のはず
お風呂の換気扇が24時間換気扇なら
ずっと廻り続けているから
たとえ胞子が発生しても
一方通行で排気されるけど
間歇的に使われる普通の換気扇では
いくら天井をアルコールで拭いても
止まってる時に換気扇のなかで発生した胞子はどこへ・・・
ということから考えると
お風呂の換気扇は24時間動いてる必要がありそうですね。
でも普通の家でこれをすると
ただでさえ寒いお風呂が
もっと寒くなってしまいます。
ヒートショックで亡くなる人は年間5万人近く
劣悪な日本のお風呂環境が更に悪くなるわけで
カビかヒートショックの二者択一ということに
高温多湿な夏
乾燥して寒い冬
日本の住まいで健康に暮らすには
パッシブな家がいいなんて考えると
ヒートショックな家になってしまいます。
健康に暮らすには
科学的な裏付けが必要です。
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