社長ブログケヤキの木の下で
2009年10月11日
鉋屑 かんなくず
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
O様邸
会社の裏の加工場で
破風や裏甲、垂木の加工が始まってます、
松田棟梁と山田大工さんです。
工場内はヒバの香が充満してます、
そこに桧の香も混じります、
ヒバも桧も同じヒノキチオールなのに
香が違うんですね。
松田棟梁が破風の下端を鉋がけしてます、
一気に削り上げて
6mの長さの鉋屑(かんなくず)が出来ました。
見ていても気持ちがいいです。
破風は鋸で切って板状にしてありますから
表面は鋸の刃の跡があります
それを一度プレナーで荒削りし、
その後手で鉋をかけます。
昔は、荒削りから
手で鉋をかけていきましたから
大変でした、
鉋も荒削り用や仕上げ用など何種類もあります
鑿(のみ)も何種類もありますので
またお見せしますね。
大量に削った鉋屑が出るので
薪ストーブを焚くときの焚きつけに重宝してます。
差し金一本で
破風を固定する為のホゾ穴の位置を決めていきます
差し金、単純な形をしてますが
非常に複雑な計算と位置や勾配がわかります、
とても複雑でその全機能を使いこなせる人は
あまりいないんじゃないでしょうか?
建築士は恐らく100人中99人は
わかりませんというはずです。
ちなみに私もほとんど分かりません。
五重の塔も差し金一本でできているといっても
過言ではないでしょう
こんな具合に
O様邸の準備が進んでいます。
さて、本日は
全国中学校新人競漕大会(漕艇競技の大会です)
地元川辺町で開かれてます。
東は千葉、西は兵庫から参加してますが
さて川辺中学Aはどうなるでしょう
早速、応援に行ってきます。
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